2017年日誌 12月12日~31日 小学校に米軍ヘリ窓落下/のぞみ台車、破断寸前
2017年日誌 12月12日~31日
小学校に米軍ヘリ窓落下/のぞみ台車、破断寸前
●小学校に米軍ヘリ窓が落下 沖縄県宜野湾市の米軍普天間飛行場に隣接する市立普天間第二小学校の校庭に、米軍ヘリコプターCH53Eの窓が落下した。(13日)
●伊方原発、運転差し止め 四国電力伊方原発3号機を巡り、住民が求めた運転差し止め仮処分の抗告審で、広島高裁は広島地裁の決定を覆し、運転を禁じる決定をした。(13日)
●米安保戦略、中国に対抗 トランプ米大統領は、外交・安全保障政策の指針となる「国家安全保障戦略」を発表した。中国を「競争国」と位置づけ、「米国第一」主義を前面に押し出した内容。(18日)
●陸上イージス2基導入決定 政府は、陸上配備型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」2基の導入を閣議決定した。本体設置には1基あたり1千億円弱がかかる見通し。秋田市と山口県萩市の陸上自衛隊演習場への配備を見込む。(19日)
●のぞみ台車、破断寸前 博多発東京行きの新幹線「のぞみ34号」の台車に亀裂が見つかった問題で、JR西日本は、外枠の亀裂の長さは底面のほぼすべてと側面の大半に達していたことを明らかにした。大事故に発展する恐れがある「破断寸前」の状態だった。(19日)
●豊洲移転日の決定強行 東京都は、豊洲市場の開場日を2018年10月11日と決定し、発表した。都と市場業界団体が合意した。(20日)
●防衛費が4年連続で過去最大を更新 政府が2018年度当初予算案を閣議決定した。防衛費は5兆1911億円と、4年連続で過去最大となった。(22日)
●国連安保理、北朝鮮に新たな制裁 北朝鮮による11月末の大陸間弾道ミサイル発射を受け、国連安全保障理事会は、新たな制裁強化決議を中ロを含め全会一致で採択した。北朝鮮が更なる挑発に出た場合、原油を含む石油全般の供給制限を明示。(23日)
●「いずも」空母化検討 防衛省が、海上自衛隊のヘリコプター搭載護衛艦「いずも」を空母に改修し、航空自衛隊がステルス機能を持つ最新鋭戦闘機F35Bを導入し搭載する検討に入ったことがわかった。敵基地攻撃能力の保持に公然と踏み込むもの。(27日)
●柏崎刈羽6、7号機許可 原子力規制委員会は、東京電力柏崎刈羽原発6、7号機(新潟県)が新規制基準を満たすと認める審査書を正式決定し、安全対策の基本方針を許可した。(27日)
●慰安婦合意検証、文大統領が声明 韓国の文在寅(ムンジェイン)大統領は、韓国外相直属チームが27日に発表した2015年の日韓合意の検証結果を受けて、「この合意では慰安婦問題は解決されない」とする声明を発表した。(28日)
●リニア不正入札、清水も談合認める リニア中央新幹線工事を巡る入札談合事件で、大手ゼネコン清水建設の元幹部が東京地検特捜部に対し、大手ゼネコン4社による受注調整を認める供述をしていることが分かった。大林組はすでに受注調整を認め公正取引委員会に自主申告している。(29日)
●イラン首都で反政府デモ イランのテヘランで、物価高や政府の経済政策などに抗議する約1千人のデモがあった。(30日)