K同志の住居は前進社 免状不実でっち上げに怒り

週刊『前進』04頁(2899号04面02)(2017/12/04)


K同志の住居は前進社
 免状不実でっち上げに怒り


 11月27日、免状不実記載容疑をでっち上げられ逮捕されたK同志の勾留理由開示公判が、東京地裁で行われた。
 K同志は、2年前の自動車運転免許証の更新の際に申請した住所が虚偽だとして、11月17日に逮捕された。しかし、K同志の住所は何十年間も前進社であり、免許の更新手続もこの住所でこれまで行ってきた。容疑は百パーセントでっち上げであり、逮捕は断じて許せない。
 公判では、弁護人が、いつの時点から前進社の住所でないと認定したのか釈明を求めたが、小野裕信裁判官は答えることができない。K同志は、実際に前進社に住んでいるのだから、住んでいないとする証拠など初めからあるはずがない。あるのは、警視庁の公安警察官がうそを書き連ねて創作した報告書だけである。弁護人は、警察のでっち上げ報告書をうのみにして勾留を決定した裁判所を徹底弾劾した。
 またK同志は、逮捕当日、江戸川区の無料検診を予約していた。警察は、検診会場である船堀タワーの直近で待ち伏せして逮捕したのだ。これは、江戸川区当局が警察に個人情報を提供して逮捕に協力したということだ。区民を警察に売り渡す江戸川区当局を許すことはできない。
 弁護人は、今回の逮捕はでっち上げ逮捕であるだけでなく、「法益侵害」がないのに逮捕するのは、まさに共謀罪攻撃だと怒りを込めて弾劾した。
 開廷前から傍聴席はでっち上げ逮捕と勾留への怒りがあふれかえった。これに震え上がった小野裁判官は、開廷していないにもかかわらず「声をあげたり、手を振ったりしたら退廷にするぞ」と傍聴者を恫喝してきた。小心で卑劣な裁判官に思わず失笑した傍聴者を開廷前に退廷にし、開廷後も抗議する傍聴者に次々と退廷命令を乱発する破産した姿をさらけだした。
 開示公判の後、裁判所はK同志の勾留延長を決定した。絶対に許すことはできない。K同志に対する勾留延長は、25日に転び公妨などをでっち上げて逮捕した2同志に対する弾圧と一体の政治弾圧である。3同志を絶対に奪還しよう。
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