「日韓合意」2周年弾劾!戦争阻止! 12・16川崎反戦集会&デモへ

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週刊『前進』04頁(2899号03面02)(2017/12/04)


「日韓合意」2周年弾劾!戦争阻止!
 12・16川崎反戦集会&デモへ


 12月16日、「『日韓合意』2周年弾劾!朝鮮侵略戦争阻止! ハルモニと共に川崎反戦集会&デモ」が開催される。皆さんの総結集を訴えます。

民主労総と連帯して

 12・16集会は第一に、米日帝国主義による激しい朝鮮戦争への衝動が強まる中、始まる前に戦争を止める重要な集会である。
 韓国・民主労総は「積弊清算」「革命の継続」を力強く宣言して闘い続けている。民主労総を軸とした韓国労働者民衆の決起が米日の朝鮮侵略戦争を実際に止めている。この「革命の現実性」にトランプ・安倍は恐怖し、ますます戦争衝動を強めているのだ。
 民主労総の闘いの中に勝利の展望がある。この闘いに肉薄し、日本における闘いを切り開こう。

日韓合意はすでに破産

 12・16集会は第二に、国際連帯闘争のさらなる発展をかちとる集会である。
 そもそも2015年12月28日の日本軍軍隊慰安婦問題をめぐる「日韓合意」は、パククネが打倒されたことですでに破産している。
 「日韓合意」とは何だったのか。①安倍首相は「おわびと反省」を表明して10億円を韓国政府が設立する慰安婦被害者支援の財団に拠出する、②ソウルの日本大使館前の少女像を撤去する、③この合意で日本軍軍隊慰安婦問題は「最終的かつ不可逆的に解決されることを確認する」----というものだ。
 こうした中で大阪市の吉村洋文市長は11月24日、米サンフランシスコ市が慰安婦像の寄贈受け入れを承認したことを受け、姉妹都市を解消すると発表した。これは、少女像の撤去要求と同様に、安倍政権がどれほど朝鮮人民による日帝の侵略戦争責任追及・慰安婦問題追及の闘いを恐れているかを示すものだ。
 全世界でトランプとその唯一の盟友である安倍に対する怒りが爆発している。国際連帯のさらなる発展で闘おう!

ハルモニと共にデモを

 第三に、労組拠点・地域ソビエトを建設し、安倍とトランプを実際に打倒する集会である。
 15年9月、川崎市南部の在日居住区である桜本地域で在日1世のハルモニ40人を先頭に、地域の労働者人民200人が戦争法案に反対し「若者、孫を戦争に送ってはいけない」とデモ行進した。この決起は多くの仲間に勇気を与え、戦争絶対反対の大きな希望と展望を指し示した。
 だからこそ、安倍とその意を受けた在特会が根底的な危機と恐怖を覚え、桜本への襲撃ともいえる行動に踏み込んだ。しかし地域丸ごとの怒りが連続的にたたきつけられ、完全に粉砕された。
 「朝鮮侵略戦争絶対反対、安倍打倒」―この闘いの路線を鮮明に、民族・国籍・国境を越えて、分断を打ち破り団結して闘おう。
 12・16集会を出発点に、すべての怒りの結集軸、具体的な運動と組織をつくろう。朝鮮戦争に反対する在日朝鮮人の会の強化・発展を! 地域ソビエト建設へ向け闘おう!

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「日韓合意」2周年弾劾! 朝鮮侵略戦争阻止!
ハルモニと共に
川崎反戦集会&デモ
 12月16日(土)午後1時30分開会
 川崎市教育文化会館第6・7会議室
         (川崎市川崎区富士見2‐1‐3)
 ■婦人民主クラブ全国協からのアピール
   「ゼネスト、国際連帯で戦争はとめられる」
 ☆集会後、桜本までデモ   参加費500円
 〔呼びかけ〕婦人民主クラブ全国協議会
 (行き方/JR川崎駅東口より約1㌔、徒歩15分。東口12・14番バス乗り場から「教育文化会館前」下車)

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