冬期カンパを訴えます 戦争・改憲、治安弾圧うち破り革命実現する労働者党建設へ
週刊『前進』04頁(2899号02面02)(2017/12/04)
冬期カンパを訴えます
戦争・改憲、治安弾圧うち破り革命実現する労働者党建設へ
第3次世界大戦が現実化する時代に
11月のトランプ米大統領の来日をはじめとしたアジア歴訪が示したのは、戦後世界を支配してきたアメリカ帝国主義の完全な没落と、自ら戦後世界秩序を破壊し、なりふりかまわず保護主義・ブロック化―帝国主義戦争へと突進するアメリカ帝国主義の姿です。他の帝国主義国、ロシア、中国もまた激しく争闘戦でぶつかりあい、むき出しの軍事力を行使しています。第3次世界戦争が現実化する時代についに入っているのです。その中で日帝・安倍は、改憲により戦後の制約を突破しなければもはや生き残る展望も見いだせないところまで追いつめられています。日本労働者階級の「二度と戦争は繰り返さない」という固い決意と闘いは、頑として日本帝国主義の前に立ちはだかってきました。「戦争を始まる前に止める」とは、危機にのたうつ帝国主義にプロレタリアートの国際連帯、国際的反乱でとどめをさすことです。国鉄決戦と11・5労働者集会―改憲阻止1万人大行進と訪韓闘争はこれを確実に切り開き、発展させてきました。
朝鮮戦争への突入を前に危機にかられた国家権力は、革命党破壊の共謀罪弾圧として5月の広島弾圧から九州弾圧、東海弾圧(不当起訴)、京大弾圧を強行してきました。
共謀罪弾圧と不屈に闘い勝ちぬいた
そして、東京・江戸川区で免状不実記載逮捕、さらに「11・26星野さん大坂さんを今すぐ返せ!全国集会」の前日には「うその住所を役所に届けた」というとんでもないデッチあげで逮捕・家宅捜索がなされ、「犯人蔵匿」キャンペーンがマスメディアを利用して展開されています。一切が「中核派の活動はすべて犯罪だ」とする戦時下の組織破壊・治安弾圧です。しかし、この国家の総力をあげた弾圧に、どこまでも不屈に闘いぬく革命党の存在が権力に敗北を強制しています。国家権力は完全に墓穴を掘り、各地区労働者指導部、学生戦線、救援戦線であらたな決起と団結が続々と生まれています。
政治警察との死闘に勝利する党を
今こそ労働者階級とともにプロレタリア革命に突き進むため、非合法・非公然の体制を縦横無尽に使いこなす革命党の強固な建設が必要です。革共同がめざす「労働運動ができる党」は同時に「政治警察との死闘に勝利する党」でなければなりません。鍛えぬかれた労働者指導部層と労働者階級の中に網の目のように広がった組織は、階級情勢のどんな激変にも対応し、労組拠点建設と日常の活動から蜂起にいたるすべての闘いに責任を取ります。みなさんの拠出する資金が革命党を育て、労働者階級の究極の目標であるプロレタリア世界革命を実現させます。全世界の労働者の国境をこえた団結を組織する新たなインターナショナルの建設も、また待ったなしに求められています。
2018年、戦争と改憲を阻止し、労働大改悪を許さず、労働者階級とすべての人民の総決起、総反乱を実現しましょう。革共同はその先頭に立ちます。根本から世の中をひっくり返したいという青年労働者とともにあるのは革共同のみです。ゼネスト・プロレタリア革命の勝敗を決する革命党建設のため、多額の資金を寄せてくださるよう心から訴えます。