不当逮捕・捜索弾劾する 東京 2年前の免許更新口実に

週刊『前進』04頁(2897号04面01)(2017/11/27)


不当逮捕・捜索弾劾する
 東京 2年前の免許更新口実に


 11月17日、警視庁は2年も前の「免状不実記載」をでっち上げ、東京・江戸川区内で無実のK同志を不当逮捕した。さらに、この事件を口実に21日に前進社本社を不当捜索した。
 逮捕容疑はまったくのデタラメである。警察は「2年前の免許更新の際に、うその住所を書いた」というが、K同志はずっと前進社に居住している。だから、その通りに書いたのだ。「住所がうそ」という証拠も根拠もあるはずがない。
 K同志は17日朝、予約していた健康診断で江戸川区船堀の区医師会医療検査センターを訪れようとした際、近くの路上で待ち伏せしていた公安刑事にいきなり逮捕された。江戸川区当局がK同志の予約に関する個人情報を警察に提供し、逮捕に協力したのだ。区民を警察に売り渡す江戸川区当局を絶対に許すな!
 この間、九州・東海・京大を始め全国的に相次ぐ一連の弾圧は、日帝・安倍政権の危機の表れであり、戦争と改憲に向かって、「共謀罪」を先取りする攻撃である。だが、弾圧への怒りをバネに、多くの労働者・学生が新たに立ち上がっている。権力・安倍政権は完全に墓穴を掘っている。
 K同志は怒りを燃やし、完全黙秘・非転向で闘っている。11月27日(月)午前11時から、東京地裁430号法廷で勾留理由開示公判が行われる。不当逮捕を徹底弾劾して闘おう。1日も早く、無実のK同志を奪還しよう。
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