10・31京大弾圧粉砕!安田君・阿津君を釈放しろ! 京都大学全学自治会同学会中央執行委員会
10・31京大弾圧粉砕!安田君・阿津君を釈放しろ!
京都大学全学自治会同学会中央執行委員会
10・31京大弾圧への猛烈な反撃が続く中、11・8勾留理由開示公判を闘った京大同学会中執の9日のビラを紹介します。2学生を奪還しよう。(編集局)
◆裁判長が「職員の暴行」を自白
11月8日、「10・31京大弾圧」で不当逮捕され、今なお身柄拘束され続けている安田淳敏君(川端署)と阿津良典君(下鴨署)の勾留理由開示公判(裁判官がいかなる理由で被疑者の身柄を勾留しているかを明らかにしなければならない裁判)が、京都地裁101号法廷で行われました。
その場では、勾留理由どころか、安田君が無実であることと、暴行したのは京大当局であることが明らかになりました。東尾龍一裁判長は、京大職員・速水徹が安田君に対して「前かがみでラグビーのようなタックル」を行ったと明言したのです。現に、安田君が職員から暴行され、地面に倒される動画も残っています。ふざけるな! 獄に行くべきは京大当局だ!
◆立て看板撤去に正当性なし!
公判ではさらに、阿津君が抗議した「京大職員による無断での立て看板撤去」も焦点に。弁護士が「学生の看板は大学の所有物ではないから、職員が勝手に撤去するのは違法行為では?」と質問したのに対し、東尾裁判長は「それは弁護士の判断に任せます」と逃げました。
立て看板撤去は「公務」でも何でもなく、違法行為であると裁判長自身が自認しているのです。立て看板撤去に対する阿津君の抗議はまったく正当であり、「公務執行妨害」容疑そのものが成り立たないのです。
◆「逃亡の恐れ」を口実に長期拘束
「勾留理由」をめぐる質疑で、大法廷を埋めた傍聴者の怒りが爆発しました。一人の人間の身体的自由を国家権力が暴力的に制限して留置場に閉じ込める以上、それには確たる理由が必要であるはずです。
しかし、2学友の勾留理由は「逃亡の恐れ」のみであり、その根拠は「2人の行動歴」。「事件」が起きたとされる約3カ月前から、2人が授業やアルバイトに普通に通っていたこと自身が、「逃亡の恐れ」が皆無であることを示しています。検察と裁判所はただただ、2人を長期にわたって獄に閉じ込めておくことで精神的苦痛を与え、自治会活動をやめるように圧力を加えているのです。明々白々な人権侵害です!
しかし、安田君と阿津君は元気いっぱい、笑顔で法廷に登場しました。傍聴者は2人と合流してエールを交わし、東尾裁判長をシュプレヒコールで徹底弾劾しました。
◆「今すぐ釈放を!」の声広げよう
みなさん! 2人の仲間の勾留は、もはや1秒たりとも許されません! 「真理」や「自由」を体現するべき大学が、学生を警察にでっち上げで売り飛ばすなどということが許せるでしょうか! 怒りの声を、そして釈放要求署名を拡大し、今すぐ2人を取り戻そう!(11月9日)
------------------------------------------------------------
≪抗議メッセージとカンパの送り先≫
●メールアドレス
dougakukai.kyoto@gmail.com
●ゆうちょ銀行から振り込む場合
【記号】14430【番号】41856491
【名義】キョウトダイガクドウガクカイ
●他銀行から振り込む場合
【店名】 四四八(読み ヨンヨンハチ)
【店番】 448【預金種目】 普通預金
【口座番号】4185649
【口座名義】キョウトダイガクドウガクカイ