2017年日誌 10月17日~23日 衆院選、自公が「3分の2」維持/ブラジル五輪委の前会長起訴

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週刊『前進』04頁(2889号03面05)(2017/10/30)


2017年日誌 10月17日~23日
 衆院選、自公が「3分の2」維持/ブラジル五輪委の前会長起訴


IS「首都」ラッカを解放 内戦下のシリアで、少数民族クルド人の軍事組織を主力とする連合部隊「シリア民主軍」(SDF)は、過激派組織「イスラム国」(IS)が「首都」と称してきた北部ラッカを制圧、解放した。(17日)
●4人搭乗の空自ヘリ墜落 航空自衛隊浜松基地の南の海上上空で同基地所属の救難ヘリコプターがレーダーから消え、4人の隊員の安否が不明となった。(17日)
米軍ヘリ、飛行再開 米軍が沖縄県東村高江で11日に不時着、炎上した大型輸送ヘリコプターCH53Eの飛行を再開した。事故原因はいまだ説明していない。(18日)
中国共産党大会開幕 北京で中国共産党の第19回党大会が始まった。(18日)
ブラジル五輪委の前会長起訴 昨年のリオデジャネイロ五輪招致をめぐる買収疑惑で、ブラジル連邦検察はブラジル・オリンピック委員会のカルロス・ヌズマン前会長を収賄や資金洗浄の罪で起訴したと発表した。買収を主導したとしてリオデジャネイロ州の前知事のほか、国際オリンピック委員会(IOC)元委員ら4人も収賄罪などで起訴された。(18日)
日産、社長謝罪後も不正 日産自動車が無資格の従業員に新車の検査をさせていた問題で、9月に国が問題を指摘した後も、一部の工場で今月11日まで検査に無資格者が関わっていたことがわかり、同社は全6工場で新車の出荷を停止した。(19日)
天皇退位、19年3月末 政府は天皇の退位日を2019年3月31日とし、翌4月1日に皇太子が新天皇に即位し、新元号を施行することで最終調整に入った。(20日)
金正恩ら暗殺想定し米特殊部隊が訓練 米海軍特殊精鋭部隊シールズが、16日からの米韓合同軍事演習に参加していることが明らかとなった。北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長ら幹部の暗殺を想定した訓練を行っている模様。(20日)
神鋼、不正発覚後も隠ぺい 神戸製鋼所は、製品の検査データ改ざんが発覚した後も、社内監査を行った一部の工場で、管理職を含む従業員らがデータ改ざんを報告せず、隠していた妨害行為があったと発表して謝罪した。鉄鋼製品の新たなデータねつ造も見つかった。(20日)
スペイン政府、カタルーニャ自治権停止へ スペインのラホイ政権は、独立をめざして憲法違反を重ねているとして、カタルーニャ自治州政府の権限を奪う「自治権の停止」に踏み切ると決めた。(21日)
衆院選、自公3分の2を維持 衆院選の全議席が確定し、自民党は公示前と同じ284議席を確保、自民、公明両党は定数の「3分の2」を維持した。自民党は全小選挙区のうち得票率48%で75%の議席を獲得した。立憲民主党が野党第1党となった。共産党は12議席となり、公示前から9議席を減らした。小選挙区の投票率は53・68%で戦後2番目に低い水準だった。(23日)
改憲論議、首相が意欲 安倍首相は記者会見で、改憲に向け、合意できる党だけで発議をめざす考えを示唆した。(23日)
日米韓防衛閣僚、連携の方針確認 小野寺五典防衛相は訪問先のフィリピンで米国のマティス国防長官、韓国の宋永武国防相と会談し、3カ国が連携して北朝鮮問題に対処していく方針を確認した。(23日)

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