機能強化案撤回を 三里塚一斉行動 騒音問題新リーフを配布

発行日:

週刊『前進』04頁(2889号03面03)(2017/10/30)


機能強化案撤回を
 三里塚一斉行動
 騒音問題新リーフを配布


 10月22日、反対同盟と支援は54回目の空港周辺地域一斉行動を闘った。折から超大型台風21号が襲来する中、反対同盟は断固として戸別訪問をやりぬく方針を確認した。
 朝8時30分、天神峰の市東孝雄さん宅に25人が集まって打ち合わせ(写真)。反対同盟から「芝山町などでNAAによる説明会の開催が近づく中、新たに作成した騒音問題リーフレットをポスティングすることで空港機能強化案反対を訴えていこう」と提起された。
 支援メンバーからは「空港会社は、年内ないし年度内の4者協議会開催で、最終合意を狙っている。白熱した攻防に入っている。断固闘い抜こう」との発言がなされた。
 午前9時30分、「反対同盟ニュース」第49号と新リーフレットを抱え、全員が担当地域へと向かった。台風での大雨の中でも車をこまめに使うことでそれほど濡れずに効率よくポスティングができる。A滑走路とB滑走路の「谷間地域」の大台地区を回った支援は、雲が垂れ込めた雨の天気の中で着陸する大型飛行機の騒音の大きさにあらためて驚き、その家の女性と怒りを共有した。
 芝山町小池地区を回った支援メンバーは、芝山町と横芝光町で始まった住民の新たな運動について男性と討論になった。彼は「白紙撤回を要求する熱意がまだ弱い気がする。自分も協力したい」と語った。
 太郎良陽一さんは、闘争を裏切った石井新二が、利権目当てに闘争破壊を策動していることについて、担当地区の中心メンバーを訪問し注意を喚起した。
 伊藤信晴さんは芝山町、横芝光町を回って、「説明会を逆手にとり、白紙撤回をかちとることは可能」と熱く訴えた。
 翌日の朝の決戦本部会議で集約が行われ、この勢いを止めず、24日から5日間開かれる芝山町での拡大説明会で、宣伝カーでの訴えとチラシ配布の宣伝行動に取り組むことを確認した。

------------------------------------------------------------
強制執行阻止! 市東さんの農地を守れ!
11・6請求異議裁判・デモ
 11月6日(月)
 午前9時 千葉市中央公園集合 千葉市内デモ
 10時30分開廷 千葉地裁

このエントリーをはてなブックマークに追加