広島 免状不実弾圧を粉砕 Tさん奪還かちとる
週刊『前進』04頁(2887号03面03)(2017/10/23)
広島 免状不実弾圧を粉砕
Tさん奪還かちとる
10月4日、広島県警に「免状不実記載」でデッチあげ逮捕され、広島南警察署に勾留されていたTさんは10月13日、勾留理由開示公判直後に不起訴・釈放をかちとりました。完全黙秘・非転向で闘うTさんを先頭に、獄内外一体となって反撃し、勾留の延長を許さず弾圧を粉砕したのです。
今回の弾圧は百パーセントデッチあげです。Tさんは、今年6月16日に自宅のある徳島県運転免許センターで免許を更新しました。これまで何度もそうしてきたのですから、当然です。それを権力は今になって「真実の住所は広島である」「住所が徳島であるかのように装って虚偽の申立てをなした」と強弁して逮捕し、前進社中国支社と徳島の自宅を家宅捜索する暴挙に走ったのです。
Tさんへの免状不実デッチあげは2000年にもありました。その時はあまりにも無実・無罪が明らかだったため、すぐに釈放せざるを得なかったのです。破産した弾圧を繰り返すとは権力の腐敗と焦りの極みです。絶対に許せません。
さらに今回の弾圧は、共謀罪による治安弾圧―革命党の絶滅をねらった攻撃です。捜索令状に「革命的共産主義者同盟・中核派とTの関係」を示すものをすべて押収すると記されていました。デッチあげの容疑を口実に、それを革命党の「組織犯罪」と言いなし、組織壊滅の突破口にしようとしているのです。まさに安倍政権の改憲・戦争に絶対反対で闘う団体の弾圧を目的とした国家犯罪にほかなりません。労働者階級の怒りで、徹底的に粉砕していきましょう。
(中四国救援連絡センター)