２０１７年日誌　10月３日～９日
　希望、「自民と連立排除せず」／「年末に北朝鮮情勢緊迫」と安倍

●柏崎刈羽原発、新基準「適合」　東京電力柏崎刈羽原子力発電所６、７号機（新潟県）について原子力規制委員会は新規制基準に適合とする審査書案を了承。（４日）
●ＮＨＫ記者、過労死　ＮＨＫの記者だった佐戸末和さん（当時31歳）が13年７月にうっ血性心不全で亡くなったのは長時間労働による過労死だったとして、渋谷労働基準監督署が14年５月に労災認定していた。死亡直前の１カ月で時間外労働が１５９時間、休日は２日間のみ。（４日）
●希望、自民と連立排除せず　希望の党の小池百合子代表は民進党の前原誠司代表と会談した後、記者団に自民党との連立を排除しない考えを示した。（５日）
●連合「特定政党支持せず」決定　連合は臨時中央執行委員会で、衆院選で特定の政党を支持せず、民進出身の候補者を個別に支援する方針を決めた。連合の組織候補も希望、立憲民主、無所属に分裂。（５日）
●トランプ、「今は嵐の前の静けさ」　米トランプ大統領は軍高官との会合後、「今は嵐の前の静けさだ」と記者団に語り、軍事行動に踏み切ることを示唆した。（５日）
●ブラジル、五輪委会長を逮捕　ブラジル司法当局は16年開催のリオ五輪を巡り、開催都市決定で投票権を持つ国際オリンピック委員会（ＩＯＣ）委員の買収に関わった疑いで、ブラジル五輪委員会のヌズマン会長を逮捕した。（５日）
●電通違法残業で罰金50万円　広告大手・電通の高橋まつりさんの「過労自殺」事件で、労働基準法違反（長時間労働）に問われた同社に対し、東京簡裁は罰金50万円の判決を出した。（６日）
●新国立建設「過労自殺」、労災認定　20年東京五輪・パラリンピックの主会場となる新国立競技場の建設工事に従事していた労働者（当時23歳）が自殺した事件で、新宿労働基準監督署が労災を認定。（６日）
●安倍に「辞めろ」コール　千葉県柏市で街頭演説を行った安倍首相に聴衆が「安倍辞めろ」コールを上げ、安倍は「私は決して負けません」と語気を強めた。（７日）
●小池「安保政策は安倍政権と変わらず」　希望の党代表の小池百合子都知事はネット番組の党首討論会で、外交・安保政策は安倍政権と変わらないと説明。（７日）
●神戸製鋼、強度改ざん　神戸製鋼所は銅製品などの一部で強度や寸法などを偽って出荷していたと発表した。対象品の納入先はトヨタ自動車など約２００社（８日）
●安倍「年末に北朝鮮緊迫」　安倍首相はインターネットテレビ番組で、北朝鮮について「あらゆる手段で圧力を高めるから状況は緊迫していく。今年暮れから来年にかけて選挙をする状況ではなくなる」と述べ、衆院解散の正当化を図った。（８日）
●カタルーニャ独立反対集会　スペイン・カタルーニャ自治州の州都バルセロナで35万人が独立反対のデモをした。（８日）
●米上院議員「第３次世界大戦」警告　米共和党重鎮で上院外交委員会のボブ・コーカー委員長は、米トランプ大統領が米国を「第３次世界大戦への道」に巻き込みかねないと警告した。（８日）
●ドイツ、難民受け入れ制限へ　独メルケル首相が率いるキリスト教民主・社会同盟（ＣＤＵ・ＣＳＵ）は難民の年間受け入れを20万人以下にする方針で合意。（8日）