2017年日誌 9月26日~10月2日 民進党、「希望の党」と合流/衆院解散「納得せず」70%
2017年日誌 9月26日~10月2日
民進党、「希望の党」と合流/衆院解散「納得せず」70%
●民進、希望と連携合意 民進党の前原誠司代表と小池百合子東京都知事が都内で会談し、小池知事の率いる「希望の党」と民進党が衆院選で連携する方針で合意した。(26日)
●小池知事、「日本をリセット」掲げ新党 小池都知事が代表を務める希望の党が都内で結党記者会見を開き、「日本をリセットする」「寛容な改革保守政党をめざす」などの党綱領を発表した。(27日)
●クルド住民投票、独立賛成92%超 少数民族クルド人主体のイラク北部の自治政府、クルディスタン地域政府(KRG)がイラクからの独立の賛否を問うた住民投票で、賛成が92%超に達した。イラク政府は住民投票の結果を認めず、KRGとの一切の交渉を拒否するとし、KRG自治区内の2空港の管理権をイラク政府に移譲するよう要求した。(27日)
●解散理由、納得せず70% 安倍晋三首相が衆院を解散したことを受け、朝日新聞社が26、27日に実施した全国世論調査で、消費増税分の使い道を変えることの「信を問う」という解散理由に「納得しない」は70%、「納得する」は18%だった。(28日)
●衆院解散、総選挙へ 衆議院が解散された。解散に反発する民進党など野党4会派は本会議を欠席した。(28日)
●民進、希望との合流了承 民進党の前原代表は両院議員総会で希望の党に合流する方針を提案し、了承された。民進党の公認内定をすべて取り消すこと、立候補予定者は希望の党に公認申請すること、民進党は候補者を擁立せず希望の党を全力で支援することなどを確認した。(28日)
●小池新党、安保・改憲不一致は「排除」 希望の党の小池代表は記者会見で、安全保障や改憲で考え方が一致しない民進党出身者が、衆院選で希望の党の公認を申請してきても「排除する」と明言した。これに先立ち民進党の前原代表と都内で会談した直後にも「全員を受け入れるつもりはさらさらない」と述べた。(29日)
●米空母、今月中旬に朝鮮半島近海へ 韓国海軍関係者は、米海軍横須賀基地に配備されている原子力空母ロナルド・レーガンを含む空母打撃群が今月中旬、朝鮮半島近海に展開し、韓国海軍と合同訓練を行うと明らかにした。(1日)
●枝野ら「立憲民主党」結成へ 民進党の枝野幸男代表代行は、希望の党に合流しない民進党の前衆院議員らを中心に新党「立憲民主党」を結成し、自身が代表に就くと表明した。(2日)
●自民、「憲法に自衛隊」公約 自民党が衆院選公約を発表した。憲法への自衛隊明記や消費税率を10%へ引き上げた際の増収分を「教育無償化」に充てるなどの方針を盛り込んだ。(2日)
●希望、公認条件に安保法容認や改憲支持など 希望の党が公認候補と結ぶ「政策協定書」の内容が明らかになった。集団的自衛権行使を認める安保法制を「適切に運用する」としたほか、「憲法改正を支持」など10項目。「原発ゼロ」はなし。(2日)
●カタルーニャ州独立、賛成90% スペイン北東部カタルーニャ州の独立を問う住民投票で、州政府は独立賛成が90・1%、反対が7・9%だったと発表した。投票率は4割程度だった。(2日)