紹介 『序局』 第16号 改憲阻止闘争の指針
週刊『前進』04頁(2881号04面04)(2017/10/02)
紹介
『序局』 第16号
改憲阻止闘争の指針
巻頭に鈴木達夫弁護士による憲法闘争論が重厚に展開されています。加計問題、自衛隊「日報」問題などに現れた日本帝国主義の末期的危機と、それゆえの凶暴な戦争・改憲攻撃に対する闘いの視座がしっかりと据えられています。
都庁レストラン解雇の攻撃に対して、当該の柿沼庸子さん、「君が代」不起立被処分元教員の根津公子さんらの座談会が、興味深い内容です。パククネ打倒後の韓国労働者階級の闘い、共謀罪先取りのかねひろ弾圧との闘いなど、最も今日的なテーマを明らかにします。
特集は、無実の星野文昭さん、大坂正明さん解放の闘い。狩野満男さんと藤田城治弁護士のアピールと、沖縄の座談会は、星野闘争の発展の糧になります。労働裁判は、動労総連合の訴訟を中心にグレードアップされています。
(破防法研究会『序局』編集委員会)