市東さん迎え労農連帯 北原さん追悼 群馬で集会
週刊『前進』04頁(2879号03面02)(2017/09/25)
市東さん迎え労農連帯
北原さん追悼 群馬で集会
(写真 43人が大結集【9月17日 前橋市】)
9月17日、台風の豪雨をつき、前橋で「市東さんの農地を守ろう!北原鉱治さん追悼 群馬集会」が43人の参加で開催されました。
冒頭にDVD「三里塚闘争不屈の50年」上映後、北原鉱治事務局長をしのんで黙とうを捧げました。主催者を代表して大塚正之さんがあいさつし、30人以上が次々と発言に立ちました。2日前の金曜行動で出会った方など初参加の7人を含め、ほとんどの方が「高校生の時に三里塚を見に行った」「学生の時に援農に行った」と、一度は三里塚に足を運んだことがあるとのこと。「三里塚は革命の策源地」とあらためて教えてくれました。
市東孝雄さんは「北原さんの葬儀には群馬から青柳晃敬和尚さんをはじめ多くの方においでいただきありがとうございました。北原さんの信念を引き継ぎ、負けずに闘います。私がガンッといることで敵は何もできない」「第3滑走路や24時間化攻撃の核心は『絶対反対』の反対同盟をつぶすことです。これからも信念を貫いて、原則を守って闘います。正義はわれわれにあります」と語りました。
この間、成田空港の労働者に「労組を作ろう」「市東さんの農地を守ろう」とビラをまいている群馬合同労組も主催に加わりました。中央タクシー分会の柴崎貴博さんは職場での勝利と群馬バスでの激闘を紹介し、「三里塚と市東さんの51年の闘いを見習って闘います」と決意表明。
集会の最後に清水彰二群馬合同労組委員長が「10・8三里塚現地集会、群馬合同労組の10・15デモ、11・5日比谷大結集で勝利しよう」と行動方針を提起。青柳晃玄さんから市東さんに「群馬・市東さんの農地を守る会」34人の会費とカンパをお渡しし、10・8への大結集を約束しました。
(群馬・市東さんの農地を守る会 田島俊昭)