関合労かねひろ弾圧公判へ 9・21神戸地裁に集まろう

週刊『前進』04頁(2875号04面02)(2017/09/11)


関合労かねひろ弾圧公判へ
 9・21神戸地裁に集まろう

(写真 6月2日、保釈奪還された許支部長 )


 9月21日、神戸地裁でかねひろ弾圧粉砕公判闘争が始まります。近畿救援会は、安倍や国家権力を打倒する闘いとして、かねひろ弾圧を完全に粉砕することを決意しています。
 関西合同労組は、3月7日、春闘統一要求行動の一環としてかねひろ運輸資本に対して要求書を突きつけ、受け取らない資本に対して弾劾の声をあげました。要求書提出という労働組合として当たり前の行動に対する「建造物侵入罪」デッチあげ弾圧は、共謀罪攻撃であり、戦争のために労働運動をたたきつぶすことが狙いです。しかし、この卑劣な治安弾圧の狙いは緒戦において粉砕されました。
 春闘行動から2カ月も過ぎた5月12日、関西合同労組阪神支部の許用皓(ホヨンホ)支部長ら3人の組合員を逮捕しました。拷問的やり方で屈服・転向させようとした勾留・取り調べは、私たちの完全黙秘・非転向の闘いで完全に粉砕しました。
 さらに、弾圧に対して全関西の職場・地域に「かねひろ弾圧弾劾!」の声が上がったのです。この労働者の団結の力で保釈・奪還をもぎりとったのです。

在日の決起と日韓労働者連帯拡大へ

 現在、安倍とトランプは、北朝鮮のミサイル発射を餌食として朝鮮半島を再び戦火の海にしようとしています。これに対して、許支部長を先頭にして国際連帯闘争をつくり上げてきました。
 さらに、許支部長は、「朝鮮戦争に反対する在日の会」結成の闘いの先頭に立ち、またパククネ打倒の中軸を担った韓国・民主労総との国際連帯闘争を具体的に担って闘ってきました。今回の弾圧は、安倍が在日の決起と国際連帯をどれだけ恐怖しているのかを明らかにしました。私たちは、さらに国際連帯闘争を発展させる決意です。

国鉄闘争と一体で非正規職撤廃を!

 かねひろ闘争は、許支部長の解雇撤回闘争であると同時に、非正規職撤廃闘争です。許支部長を正規から非正規に突き落として解雇を強行したからです。同時に塩川派の指導部が許支部長に対し、非正規になることを同意させようとし、さらには金銭和解を強制してきたのです。許支部長は絶対反対で闘う路線を選択し、国鉄闘争と一体になり国際連帯闘争の先頭に立ったのです。
 このように関西合同労組阪神支部の闘いは、動労千葉とひとつになって、日本と世界の労働運動を階級的につくり変える闘いをやりぬいてきたのです。正義がどちらにあるかは、あまりにも明らかです。権力は、かねひろ闘争を裁くことはできない。私たちは、かねひろ闘争を先頭にして階級的労働運動の力で、安倍や権力を必ず打倒する。
 第1回公判闘争(9月21日午後1時・神戸地裁大法廷)に結集しよう。
(近畿救援会・K)

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