機関紙拡大が進む 三里塚 騒音下地域の住民が定期購読者に!

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週刊『前進』04頁(2867号04面05)(2017/08/14)


機関紙拡大が進む
 三里塚 騒音下地域の住民が定期購読者に!


 機関紙で組織をつくる、マルクス主義で組織をつくる人間像を実践的な意味で確立していきたい。
 現闘も、忙しい忙しいと組織化に取り組まないことが今まではあったと思います。それを完全に取り払わなければならない。決戦だからこそ組織を拡大するために、機関紙を軸に運動をつくる組織のあり方を目標にする必要があります。
 レーニンは1917年の2月革命のあと、4月テーゼを提起します。ここから猛然と突進します。あの勢いがわれわれの党の中で出てきていると思います。
 この間、成田空港の第3滑走路建設との闘いとして、三里塚現闘は反対同盟とともに周辺地域一斉行動を51回やってきた。そうした中で、騒音下の地元住民が11カ所に「空港騒音絶対反対」の看板を立てた。芝山町と横芝光町で二つの住民団体が生まれた。反対同盟から脱落した石毛博道や相川勝重町長らが、成田空港会社(NAA)・国土交通省の手先になって、「地域からの要望がある」という空港建設翼賛運動を組織しようとしたが、それを打ち破る状況が騒音下の中で生まれつつあります。
 この過程で、騒音下の反対住民の中で『前進』1部の定期購読をかちとりました。これを現闘細胞全体の勝利として総括し、この1年間の闘いの中でさらに2部3部と増やしていきたいと思います。
 第3滑走路建設とは、1千㌶の空港をもう一つ造るという無謀な計画です。600戸の強制移転、2千戸の騒音地獄というとんでもない現実がもたらされます。反対同盟農民とともに北総台地において、1966年から70年代の闘争の中で打ちぬかれた革共同の闘い、ジェット燃料貨車輸送阻止を闘いぬいた動労千葉との労農連帯の発展——それをもう一度つくり上げることが、韓国・民主労総の闘いに対する三里塚の回答だと思います。
 昨年10月の最高裁の上告棄却をはねかえして、市東さんの農地強奪を許さない請求異議裁判が毎回決戦的に闘われています。空港機能強化攻撃粉砕と一体で絶対に勝利をかちとろう。
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