改憲阻止のゼネストへ青年が主導し方針確立 動労総連合・新潟が定期大会
改憲阻止のゼネストへ青年が主導し方針確立
動労総連合・新潟が定期大会
7月22日、動労総連合・新潟は新潟市で第4回定期大会を開催しました。(写真)
議長にNTS(新潟鉄道サービス)とJRによる非正規職の解雇を撤回させるために闘いぬく八代和幸組合員を選出し、星野文男委員長が「動労総連合は北島邦彦候補とともに都議選を闘った。『安倍を監獄へ!』は労働者の率直な声だ。追い詰められた安倍政権は18年改憲を打ち出した。動労総連合が先頭で改憲阻止のゼネストを実現しよう」とあいさつしました。杉野彰書記長が16年度経過報告と17年度運動方針案を提起しました。
討論は、①NTS―JRによる非正規職解雇撤回の闘争、②JR貨物の「中期経営計画2021」との闘い、③JRTM(JR東日本テクノロジー)でのパワハラとの闘いが中心テーマになりました。
八代組合員は、「私の解雇は組合加盟を理由にした不当なもの。この闘いで動労総連合青年部を拡大したい」と決意を語りました。JR貨物の組合員は3月に発表された「中期経営計画2021」を「行き当たりばったりのその場しのぎ」と批判、JRTMの組合員は「パワハラをやっていた課長を異動させたのは勝利。組合に負けたことになるので会社は異動させたくなかったが、そこに追い込んだ」と報告しました。
傍聴の新潟地域一般労組の組合員から「動労総連合が中心となってゼネストを切り開いてほしい」と熱い期待が寄せられました。
スト権を確立し、役員を選出、全員を再任しました。
今大会は、青年が議案を準備してかちとられました。討論の中心テーマになった三つの課題を軸にJRと闘い、今秋から18年の改憲阻止・労働法制改悪阻止の決戦へ、決意を打ち固めるものになりました。
(新潟・増田信一)