改憲阻止、星野・大坂同志奪還へ圧倒的なカンパを
週刊『前進』04頁(2863号03面03)(2017/07/24)
改憲阻止、星野・大坂同志奪還へ圧倒的なカンパを
大坂正明同志・星野文昭同志を奪還し、改憲阻止決戦に勝利するために、すべての労働者人民のみなさんに革共同への圧倒的なカンパを訴えます。
東京都議選は、自民党を歴史的大惨敗にたたき込み、ついに安倍政権を打倒する情勢が到来したことを告げ知らせました。
この都議選決戦において革共同は、北島邦彦候補とともに「安倍を監獄へ!」のスローガンを掲げ、機関紙『前進』を最高の武器・最高の組織者として安倍打倒の怒りの最先頭に立ち、杉並の地で2496票の「中核派断固支持」の決起を実現しました。
それは、都議選の渦中で日帝国家権力中枢によって仕掛けられた大坂正明同志への殺人罪デッチあげ逮捕・起訴の弾圧に少しもひるむことなく、すべての同志が大坂同志・星野同志とともに闘うという決意のもとに実現された蜂起戦でした。この団結の中にこそ、民主労総ハンサンギュン委員長を獄中に奪われながらもゼネストと1700万人のデモによってパククネを監獄にたたき込んだ韓国の革命を、日本において実現する最深の根拠があります。
さらに都議選を闘う中で東京都委員会の前進が開始され、続々と階級的労働運動の拠点が打ち立てられています。国鉄分割・民営化絶対反対の30年にわたる闘いがついに生み出した動労東京の前進を基軸に、都庁議事堂レストラン解雇撤回闘争、都営交通の民営化を阻む東交労働者の決起など闘いが幾重にも折り重なり、「新しい労働者の政党」の実体を指し示す画歴史的な地平を実現しました。
東京都丸ごとの民営化・外注化、総非正規職化を狙う極右・小池都政のもとで民進党と連合が崩壊を開始し、日本共産党も決定的な裏切りをあらわにする中で、革共同は安倍政権と小池都政を串刺しで打倒する首都・東京のゼネスト実現に向け前進を切り開いています。
都議選直後、連合はついに残業規制撤廃の労働法改悪を容認し、崩壊の危機に立つ安倍政権を支える最悪の正体を満天下にさらけ出しました。小池との政策協定締結とあわせ、いよいよ改憲と労働法改悪の先兵である連合を打倒し、日本の労働運動を全面的によみがえらせるチャンスです。労働運動をめぐるこの党派闘争に勝ちぬく中に、改憲を阻止するゼネストの展望があります。
安倍政権はついに支持率が20%台まで急落し、ボロボロになりながらも「衆参3分の2」勢力を失う前に改憲へと踏み切ろうとしています。しかしそれは危機にのたうつ帝国主義ブルジョアジーが社会を崩壊させ、全人民を戦争の惨禍に引きずり込んででも延命しようとする醜悪な姿をさらけ出すものです。
改憲と戦争阻止の決起が資本主義・帝国主義を打倒するプロレタリア革命にまで行き着く最大最高の階級決戦が到来したのです。革共同はプロレタリア革命完遂の壮大な展望をもって、すべてのみなさんに改憲阻止決戦への決起を訴えます。
そのためにも、1971年の沖縄返還協定批准阻止ゼネストと連帯した渋谷暴動闘争の最先頭に立ったことで殺人罪デッチあげの弾圧を受け、42年間の投獄、46年間の超長期指名手配と闘いぬきながらも、断固として党と階級の団結の中で生きる星野文昭同志、大坂正明同志を、巨万の人民の改憲阻止の決起の中に取り戻しましょう!
あらためて改憲阻止決戦と大坂・星野奪還闘争の大前進を切り開くために、革共同への圧倒的なカンパを訴えます。