プロレタリア革命をやりぬく 革共同へのカンパを訴えます
週刊『前進』04頁(2861号03面05)(2017/07/17)
プロレタリア革命をやりぬく
革共同へのカンパを訴えます
7月2日に投票が行われた東京都議選で、革共同は北島邦彦候補を先頭に安倍打倒・小池打倒のゼネストと革命をやりぬく新しい労働者の政党をつくろうと訴え、2496票の熱い支持を獲得しました。「安倍を監獄へ!」のスローガンは労働者階級の根源的な怒りに火をつけ、解き放つものとなりました。
選挙戦最終日、秋葉原に登場した安倍にたたきつけられた「安倍やめろ!」の激しい怒りの先頭に「安倍・菅を監獄に」のボードが林立する光景。ゼネスト情勢、革命情勢がついに現実の姿を現したのです。
革共同と北島候補は、戦争・改憲と対決し、ゼネストとプロレタリア革命を真っ向から訴えて選挙戦を闘いぬきました。共謀罪粉砕の先頭に立ち、大坂正明同志にかけられた「殺人罪」デッチあげ弾圧に対して「安倍こそ最大の国家犯罪者だ」と訴えました。
また「豊洲移転撤回! 民営化阻止」を掲げ、東京に闘う労働運動をよみがえらせる挑戦を開始しました。都庁レストラン解雇撤回闘争を闘う労働者、東交・都労連の闘う労働者とともに、ゼネストをやりぬける労働組合の拠点を打ち立てる闘いです。その中心軸には動労東京の闘いがしっかりと座っています。この北島候補と首都圏の労働者同志を先頭とした渾身(こんしん)の決起に応え、全国から多くの労働者、学生が駆けつけ、ともに闘いぬいたのです。
労働者階級はこの都議選で自民党を歴史的な惨敗にたたき込みました(57議席から23議席へと6割減)。その根底には国政と税金を私物化する安倍や稲田・下村らへの労働者の激しい怒りの爆発があります。他方で小池・都民ファーストは、民営化と非正規職化、戦争と改憲を進める安倍の別動隊としての本質を押し隠し、うそとペテンで階級の怒りをかすめとったに過ぎません。その正体が露呈していくのはこれからです。
この中で民進党、連合労働運動の崩壊情勢が激しく進みました。また日本共産党の2議席増の19議席という結果は、安倍への激しい怒りの受け皿になったとは到底言えない結果です。彼らがゼネストと革命に敵対する勢力であり、安倍と小池の補完物であることがはっきりしました。
この社会を根底から変えることができるのは、労働者の団結した闘いだけであることがますます明らかになったのです。
国家権力中枢による大坂同志への「殺人罪」デッチあげという革共同壊滅の大弾圧の中で北島候補に投じられた2496票は、1票の例外もなく革共同・中核派への労働者階級の支持そのものです。デッチあげによる獄中42年・指名手配46年を非転向で闘う星野文昭同志・大坂正明同志の党=革共同への圧倒的共感がそこにはあります。
革共同・中核派として登場し、労働者階級にともに闘おうと訴えました。「何党ですか?」と聞かれ、待ってましたと「中核派です!」と答えることができた解放感。こんな選挙がやりたかった! さまざまな形でこの選挙決戦に決起した同志は、一人残らず勝利感に満ちています。
「新しい労働者階級の党をつくろう」という闘いを、いよいよ本格的に開始すべき時がきました。朝鮮侵略戦争を労働者階級の国際的団結で阻止し、腐敗・腐朽を極める帝国主義を労働者階級の力で打倒しプロレタリア革命をやりぬいていく闘いの先頭に、革共同はさらに強固な隊列を登場させます。
革命勝利への圧倒的なカンパを訴えます。