闘いは進む 青年の職場から 青年が働くJR関連職場に動労東京の旗を JR関連 関東 野々川結翔

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週刊『前進』04頁(2861号02面04)(2017/07/17)


闘いは進む 青年の職場から
 青年が働くJR関連職場に動労東京の旗を
 JR関連 関東 野々川結翔


 私はJR関連職場で働く非正規職の労働者です。時給は最低賃金ぎりぎりの950円。生活できないのでダブルワークをしています。
 職場はずっと人員不足です。低賃金だからなかなか人が集まらず、スポット派遣の人を臨時で雇うことがありますが不安定です。会社は一定人数を確保するために直接雇用人員を増やすべきであり、そのために人が集まりやすい条件で募集すべきです。
 私はこれまで2回、正社員試験を受けましたがすべて落ちました。派遣とパートは時給も異なっており、それ自身が分断なので全員が直接雇用になる闘いを進めたい。
 6月10日に動労総連合の青年部が結成されました。
●同僚に青年部の話を
 それにともない、全国の青年から、青年部に入って一緒に闘おうと呼びかけるメッセージ集が出ました。私の職場で起きている問題は、ほかのJR関連職場で起きている問題でもあります。メッセージ集を職場の同僚にわたしたところ、「後で見てみる」という反応でした。
 職場では、労働組合として正式には登場していませんが、一部の同僚には組合のことを話しています。最近では新人のパートの人や中堅の人と、政治の話や時にはマルクス主義についても話すことがありました。
 職場の後輩からの「資本主義の枠内で国営などを増やすなどではだめなんですか」という質問に対し、「資本主義のもとでは、国鉄のようにいずれ国営の産業も民営化されてしまうので、枠内での改革ではだめであり資本主義そのものを終わらせなければならない」と答えました。
●職場で仲間を増やしたい
 7月1日に秋葉原で「安倍帰れ」の抗議行動が起きた報道が流れた後に、職場の先輩から「もしかしたら野々川がいるかと思った」と言われました。その日は職場は休みでもバイトだったので行けなかったのですが、都議選の応援に行っている話をしました。
 先輩からは「そんなこともやってるんだ」「言ってくれれば投票したのに」と好反応でした。(残念ながら、先輩は杉並選挙区ではありませんでした)
 そのとき私は職場で話せば伝わっていくと確信しました。どうやって動労東京に獲得していく話をするのか、動労東京や地区の仲間と団結し、討論して職場で仲間を増やし、ほかのJR関連職場やJR本体でも仲間をつくっていきたい。そして八潮に続いて私の職場でも支部を、それも青年を中心とした支部をつくっていきたいと思います。

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