革共同へのカンパを 労働者の未来開くため団結を固め日帝打倒へ
週刊『前進』04頁(2857号03面03)(2017/07/03)
革共同へのカンパを
労働者の未来開くため団結を固め日帝打倒へ
『前進』読者のみなさん! 党員、支持者のみなさん! 2017年夏期カンパへの総決起を訴えます。
安倍政権は多くの労働者人民の抗議の声を踏みにじって、「共謀罪」をクーデター的に強行成立させました。絶対に許せません。しかし、この凶暴性は安倍の弱さの表れです。トランプ登場に示される国際帝国主義の激しい争闘戦と朝鮮戦争の切迫、そして韓国・民主労総を先頭にした国際労働者階級の決起によって、追いつめられ脆弱(ぜいじゃく)性をさらけ出しているのは日帝・安倍政権の側なのです。
この安倍の絶望的な踏み切りに対して、革共同は労働運動の現場において、国鉄分割・民営化30年を勝利者として迎え撃つ地平にまで到達しました。6・11国鉄闘争全国運動全国集会において、分割・民営化で解雇された仲間が動労総連合の旗のもとに1047名闘争を闘う協議会を発足させ、さらには北海道において動労総連合北海道の結成、そして何より動労総連合青年部の結成をかちとることに成功しています。新自由主義と闘う主体と路線は、階級的労働運動を闘う国鉄闘争の中に脈々と生き続けています。
また、5月の広島弾圧における2人の同志への不当逮捕攻撃は、「沖縄返還協定批准阻止」をかけて闘われた1971年11月決戦の勝利の地平を全社会的に焦点化させ、革共同こそが70年決戦の地平を引き継ぎ、日本労働者階級に責任を取る唯一の党であることを明らかにしています。
星野文昭同志の闘いと固く結びつけて闘うことで、必ずや両同志を奪還し、逆に敵の弱点に転化できるということです。非合法・非公然体制のさらなる強化と獄内外の強固な団結で、日帝国家権力に目にものを見せてやるという気概でこれからも闘います。
私たちは7月2日投開票の東京都議会議員選挙決戦を、北島くにひこ候補を押し立てて全党総決起で闘い抜き、東京における党の拠点の重要な礎を形成することに成功しました。
都議選を通じて都庁議事堂レストラン解雇を許さない闘いは、非正規労働者の未来を切り開く闘いとして、その訴えは都民・区民の心に強く響きました。同時に、動労東京や都労連を先頭にした東京における労働運動の前進は、安倍政権と小池都政を一層の危機の縁に追いやっています。都議選で革共同はさらに進化し、労働者党員と学生同志が膨大な数の労働者民衆とともに歩みを開始しています。
最後に、青年労働者と学生のみなさんに訴えたい。
急速に危機を深める日帝を打倒し、青年・学生の社会をつくろうという声と願いは万民に広がっています。確かに、急増する非正規労働と低賃金、学生にとっては奨学金返済という条件のもとで、まとまった金額のカンパを出すことはじかに生活に響くことだと思います。しかし、革共同はあえてそのことを分かっていながらカンパのお願いをさせていただきます。
日常生活(資本主義社会)におけるお金は、お金としての意味しか持ちませんが、党へのカンパはその行為自身が団結形成そのものであり、労働者からのカンパによって党はますます労働者党として純化し強化するという関係にあるからです。党への拠金はその行為自体が帝国主義を打倒する激しい闘いへの決起そのものなのです。職場・キャンパスでの日常的な闘いと一体の決起として、ぜひ革共同への絶大なるカンパをお願いします。