三里塚一斉行動が50回に 第3滑走路と夜間騒音に怒り 「見直し案」粉砕訴え

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週刊『前進』04頁(2855号03面04)(2017/06/26)


三里塚一斉行動が50回に
 第3滑走路と夜間騒音に怒り
 「見直し案」粉砕訴え


 6月18日、三里塚芝山連合空港反対同盟と支援連は、50回目の空港周辺地域一斉行動に立ち上がった。成田空港の機能強化案(①第3滑走路建設、②B滑走路1千㍍延長、③夜間早朝の離着陸制限の大幅緩和)を、住民の怒りとともに粉砕する気概で全員が取り組んだ。
 この日用意された「反対同盟ニュース」第45号は、成田空港会社(NAA)による夜間離着陸制限緩和の「見直し案」を徹底批判する内容だ。
 萩原富夫さんは「見直し案は敵のあせり。市東さん農地決戦と一体で闘おう」と訴えた。市東孝雄さんは「自民党成田空港推進議連が強化案実現に向けてのりだしてきた。強化案の中身のデタラメさを住民に暴こう」と一同を激励した。
 それぞれが分担地域へと飛び出していった。
 宮本麻子さんは成田市川上地区を回り、ニュースを各戸に配った。畑で農作業中の人にも気さくに声をかけ、話が弾む。(写真
 伊藤信晴さんは地元の芝山町白桝地区を中心に署名を取りながら回り、対話を重ねた。特に第3滑走路誘致の張本人、相川勝重芝山町長への怒りが強く、「次回町長選は必ず落とす」との声が聞かれた。
 成田市、芝山町、多古町、横芝光町などで、反対同盟ニュースは行く先々で歓迎され、「見直し案」への怒りをかき立てた。住民は地域破壊と騒音激化への不安と憤りを語り、反対同盟に期待を寄せた。共謀罪採決を強行した安倍政権にも批判の声が相次いだ。
 夕方に本部に再集合して一日の闘いを集約し、7・9三里塚現地闘争と天神峰樫の木まつりの大成功を全員で誓い合った。

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7・9三里塚現地闘争と天神峰樫の木まつり
 7月9日(日)正午 市東さんの南台の畑集合
 畑見学など/12時40分〜うちあわせ
 午後1時〜開拓組合道路までデモ行進
 デモ終了後、市東さん宅中庭に移動
 2時頃〜市東さん宅中庭でつどい
 主催 三里塚芝山連合空港反対同盟

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