赤嶺統一候補に圧倒的信任 沖縄大で自治会執行部選挙

週刊『前進』02頁(2848号02面03)(2017/06/01)


赤嶺統一候補に圧倒的信任
 沖縄大で自治会執行部選挙

(写真 選挙を終え、圧倒的な信任を得た赤嶺委員長【5月23日 那覇市】)

 5月18日から23日まで行われた沖縄大学生自治会執行部選挙は、総投票数133票のうち赤嶺知晃委員長候補と上門大樹副委員長候補への信任票が121票投じられました。赤嶺統一候補への圧倒的支持をつくりだした核心には、今回の執行部選挙に上門君(法経3年)が副委員長候補として赤嶺委員長候補とともに立候補したことがあります。
 上門君自身が年100万円近くする高額な学費のために奨学金という借金を背負い、バイト漬けの日々を送り、社会について考え、行動する気力も体力も奪われる学生でした。それでも、「4人に1人がやめる大学 学生の貧困を変えよう!」「辺野古新基地建設阻止! 全基地撤去!」「反戦ストライキを闘う学生自治会をつくろう!」という三つのスローガンで選挙に打って出ました。
 そして1人の学生があらゆる抑圧を打ち破って立ち上がり、怒りに燃えて訴えた時に、多くの学生がその声に共感したのです。
 選挙期間中、いくつものクラスで拍手が起こり、自分が投票した後に友達に勧める学生もいました。
 今回の選挙で決定的だったのは、自治会再建から3年間の闘いでつくり出した沖大生との信頼関係がついに沖大当局―仲地博学長体制の恐怖支配を打ち破ったことです。選挙期間中、キャンパスに圧倒的支持の声がある中で、弾圧職員は姿を見せることもできませんでした。
 沖大当局が極限的に追いつめられる中で、人文学部教授・宮城公子は「休み時間は『授業準備時間』、今すぐ出て行きなさい!」と叫んでクラス討論を妨害しましたが、そのクラスでも投票する学生が現れました。当局派学生が明確に選挙への不参加を呼びかけるクラスでも学生が次々と投票に決起し、候補の訴えに拍手も起こりました。
 新執行部の団結をさらに強固に打ち固め、すべての沖大生の闘いの軸となり、反戦ストライキで「貧困と戦争」の現実を変えていきます!
(赤嶺知晃)
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