紹介 共産主義者192号 2017年5月 ロシア革命の経験を学ぶ

週刊『前進』04頁(2843号02面05)(2017/05/15)


紹介
 共産主義者192号 2017年5月
 ロシア革命の経験を学ぶ


◆1917年ロシア革命における労働組合の決定的役割を描く
 丹沢望さんの「ロシア革命における労働組合の役割」は本号のほぼ2分の1、69㌻の一大企画です。これまでのロシア革命の捉え方を一新。革命の主体である労働者階級とその基礎的団結形態である労働組合の決定的役割をクローズアップさせています。実際、党(ボルシェビキ)と労働組合と労働者・兵士・農民ソビエトが三位一体となり、ツァーリと臨時政府を倒し、労働者権力を打ち立てたのがロシア革命です。1917年10月革命後もレーニンは、労働組合の存在と役割を中心にして社会主義建設を進めました。ここから貪欲(どんよく)に学んでしっかり実践しよう。
◆資本主義の最末期だからこそよみがえる『資本論』
 2017年は、マルクス『資本論』第1巻刊行から150年という節目の年でもあります。「資本主義とは何か?」「それはどのような運動法則で動いているのか?」を基本的に解明し、プロレタリア革命の根拠を基礎づけたのが『資本論』です。今回、若きメンバーで構成する「資本論研究会」が、『資本論』全3巻を読み通し、それをもとにつかんだ成果を発表しています。資本主義社会の核心である「労働力の商品化」の問題がきわめて鮮明に押し出されています。また『資本論』を労働者階級による「労働の奪還」という立場から掘り下げています。
◆学生運動・都議選をめぐる攻防をかちぬき、2017年決戦の爆発を
 巻頭論文は、安倍・小池打倒の7月都議選の決起論を提起。学生論文は、新自由主義のもとでの大学のリアルな現状を暴露。天田三紀夫・革共同書記長の星野文昭同志奪還のアピールも収録。
 朝鮮侵略戦争が超切迫する情勢だからこそ、「帝国主義戦争を内乱へ!」と訴え徹底的に闘いぬいたレーニンとロシア革命の理論と実践を積極的に学びつくそう。

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