5・21全関西狭山集会へ 高槻・植木団地に集まろう

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週刊『前進』02頁(2842号02面03)(2017/05/11)


5・21全関西狭山集会へ
 高槻・植木団地に集まろう


●朝鮮戦争に突き進む安倍倒せ! 狭山闘争を今こそよみがえらせよう!
 朝鮮戦争が切迫し、新自由主義が音を立てて崩壊する中で、全世界の労働者がゼネストと革命に立ち上がっています。日・米・韓の支配階級は、この事態に追い詰められ、なんとか労働者階級の決起を抑え込もうと必死です。安倍の共謀罪成立への強硬姿勢や、トランプの排外主義政策は、革命に恐怖するからこその絶望的な分断支配に過ぎません。
 「戦争か革命か」の時代だからこそ、日帝の分断政策を根底から打ち破る、狭山闘争の荒々しい登場が待ったなしに問われています。5・21全関西狭山集会に結集し、職場や地域に労働者階級の団結をよみがえらせ、安倍政権の戦争政策を粉砕しましょう! 植木団地闘争と一体で狭山闘争を闘い、この社会を変革する労働者階級の団結を打ち固めましょう!
●部落差別政策を使った階級の分断攻撃粉砕!
 そもそも、部落差別は国家・資本によってつくられたものです。狭山事件は、60年安保闘争、70年安保・沖縄闘争で死の恐怖に追い詰められた資本家階級による権力犯罪でした。それは、闘いの中で労働者階級があらゆる分断攻撃をぶち破ってきたことに対して、革命の現実性を見たからこその階級分断攻撃です。
 しかし日本の労働者階級は、こうした分断支配を打ち破り日帝を追い詰めてきました。これこそ11万人もの労働者が日比谷公園を埋め尽くした狭山闘争の姿です。この闘いを引き継ぎ、労働者階級の総決起で石川さんへの権力犯罪を弾劾しましょう!
 情勢は完全に成熟しています。昨年提出された下山鑑定は、証拠とされていた「被害者の万年筆」のインクを分析し、この万年筆は被害者のものではなく、警察・検察・裁判所によって捏造(ねつぞう)されたものであることを完全に明らかにしました。
 国家・資本によってつくられた部落差別を打ち破り、狭山闘争に勝利して、今こそ労働者階級の社会をつくる時です!
●植木団地から全国水平同盟の強固な建設を! 労働者の団結で革命やろう!
 朝鮮戦争が切迫する中で、韓国では民主労総の闘いがパククネ政権を打倒しました! 日本でも、動労総連合の3月ストライキを先頭に、階級的労働運動の復権が荒々しく始まっています。団結した労働者階級には、戦争を止め、国家・資本の支配を打ち破る力があります。全国水平同盟の闘いはそのことを完全に示していきました。
 西郡での闘いは、八尾北医療センター労働組合と結びつき、既成の解放運動を打ち破る労働者階級の団結の砦(とりで)としてそびえたっています。労働組合の健康教室や識字教室が、地域の団結をよみがえらせ、地域丸ごとの決起をつくり出しているのです。
 また、植木団地の「追い出し絶対反対!労働者から仕事を奪うな!」という闘いは、高槻市による分断攻撃を打ち破り、地域の団結の砦として高槻市を追い詰めています。全国水平同盟の闘いは、分断を打ち破る労働者階級の団結をつくり出す闘いです。
 5・21全関西狭山集会に結集し、最大の階級分断攻撃である戦争を止め、帝国主義を打倒する部落解放闘争を、植木団地からつくり出しましょう!

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石川一雄さん不当逮捕54カ年糾弾 狭山第3次再審闘争勝利! 5・23狭山集会
■東京
 5月23日(火)午後7時 全水道会館(文京区本郷1―4―1 JR水道橋駅東口1分)
 主催・部落解放東日本共闘会議、全国水平同盟杉並支部
■関西
 5月21日(日)午後2時 植木団地(高槻市川添1丁目18―1)
 午前11時~ブース企画、午後3時30分~デモ
 主催・全国水平同盟、関西労組交流センター
■広島
 5月21日(日)午後2時30分 いきいきプラザ(広島市西地域交流センター/西区福島町1―19―12)
 主催・部落解放広島共闘会議

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