戦争阻止! 共謀罪粉砕! 全国で怒りのメーデー
戦争阻止! 共謀罪粉砕!
全国で怒りのメーデー
●大阪
5月1日、動労西日本が呼びかけた5・1メーデー集会が大阪市で行われた。スローガンは「朝鮮侵略戦争阻止! 総非正規職化・労働法制改悪絶対反対! 労働者の国際連帯で闘おう!」。
動労西日本の原田隆司近畿支部長は、主催のあいさつで「闘う労働組合の力で戦争と民営化を絶対止めよう」と訴えた。大阪市職の赤田由行さんがメーデー宣言を提起し、「国鉄闘争の継続・拡大が一切の階級関係を規定している。韓国、アメリカなど世界の労働者との国際連帯の力で戦争は止められる」と訴えた。
集会には「ビラを見て参加した」「街頭宣伝を聞いてひきつけられた」という労働者や青年が多く参加した。集会後の御堂筋デモには沿道から声援が寄せられ、飛び入り参加者も現れるなど大成功した。
午前中、連合メーデー会場では2千枚を超すビラと1千部もの『前進』が参加者に配布された。「前進をください」と手を伸ばす労働者や「頑張っているね」と声をかけてくる労働者が次々と現れた。
闘いの旗が立てば、必ず膨大な数の労働者との合流が始まることを確信させるメーデーとなった。
●広島
広島では動労西日本と広島連帯ユニオンが呼びかけ、「朝鮮戦争阻止! つぶせ!共謀罪 戦争と労働改悪の安倍を倒せ! 5・1広島メーデー」が行われた。昼から青年労働者を先頭に市内中心部をデモし、沿道の労働者や青年から激励があり、注目を集めた。
デモ後の集会では、全学連大会襲撃事件国賠弁護団の新川登茂宣弁護士と、安芸太田町議選に勝利した婦人民主クラブ全国協広島支部の大江厚子さんが連帯あいさつ。また韓国・テグの城西(ソンソ)工団労組・キムヒジョン委員長のメッセージが紹介された。
基調提起に立った広島連帯ユニオンの宮原亮さんは、「職場・地域で戦争絶対反対を訴え、8・6ヒロシマ大行動を朝鮮戦争・核戦争を阻止する国際連帯闘争としてかちとろう」と訴えた。
さらに動労西日本、広大生協労組、高陽第一診療所労組、連帯ユニオン草津病院支部、労組交流センター自治体部会、連帯ユニオン三菱広機分会などの発言が続いた。最後に連帯ユニオンの壹貫田康博書記長の方針提起と団結ガンバローで集会を締めくくった。
●仙台
「朝鮮戦争阻止! 共謀罪粉砕! 今村発言弾劾! ストライキで安倍をたおそう! 5・1被災地、怒りのメーデー」の集会・デモが仙台市内で行われた。よびかけ団体には全金本山労組、みやぎ連帯ユニオン、あいコープ労組、ふくしま合同労組、そして今年から新たに動労福島が名を連ねた。
「今村の次は安倍を倒そう!」と真っ向から訴えるデモに圧倒的な注目が寄せられた。『前進』のアピールを読んで「試読したい」という労働者、「戦争賛成の民進党との野党共闘には納得できない」と話しかけてくる共産党員のグループも現れた。
朝鮮戦争切迫下で労働者階級の大流動が始まった。