共に見る夢は現実になる 民主労総ソウル地域本部蘆原(ノウォン)区支部長 ユンヨンロクさん

週刊『前進』04頁(2839号04面02)(2017/04/24)


共に見る夢は現実になる
 民主労総ソウル地域本部蘆原(ノウォン)区支部長 ユンヨンロクさん

(写真 発言を「トゥジェン【闘争】!」で締めくくったユンヨンロク支部長。左はともに来日したヤンミジョン企画部長)

 長い間、私たちは「労働者が主人公だ!」「世の中を変えよう!」と叫びました。ところで、労働者が主人公の世の中とは何でしょうか?
 ロウソクの灯の一つの軸に民主労総があります。しかし、民主労総は独走しませんでした。単独で叫び、主張し、独占することから抜け出した、これこそ民主労総の巨大な変化です。今私たちは、労働者と市民が主人公になる新しい世の中を建設することになったのです。その世の中をつくる道を韓日労働者が一緒に進むのは当然です。広い海を越えて、ともに見る夢は現実になるからです!
 私は民主労総ソウル本部北部地区協議会議長と蘆原自治区支部長であり、公共運輸労組所属ソウル地下鉄労組乗務支部の代議員です。乙支(ウルチ)病院労組(400人余り)が20年ぶりに労組を再建しました。この労組を含み、蘆原区だけで民主労総組合員が500人近く増えました。
 また、私たちは闘争で「成果年俸制」と「低成果者退出制」を防ぎました。
 韓国と日本は近くて遠い国だとも言います。しかし、帝国主義者が戦争に向かう時も、良心ある日本人たちは韓国の独立運動を助けました。1919年3・1独立宣言の前に日本で先に2・7独立宣言がありました。民族と人種を超えて、韓国の独立を助けた社会主義者と共産主義者などがいました。その延長線の上に今日のこの席もあると思いませんか?
 日帝の戦争犯罪と慰安婦強制動員は、ぬぐい去ることのできない過ちとなりました。韓日政府は昨年、抜き打ち的に合意しました。私たちはその当時の最高権力者を罷免しました。日本軍慰安婦抜き打ち合意は、破棄されなければなりません。日本は人類に災厄となる戦争の影を取り除かなければなりません。
 闘いましょう。そして連帯しましょう。私たちの力で真の贖罪を闘いとり、私たちの団結と闘争で、戦争に向かう常軌を逸した流れを防ぎましょう。労働者の力で世の中を変えましょう。
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