国際労働運動vol.20 2017.5 17年5・15沖縄は大決戦

週刊『前進』04頁(2837号02面05)(2017/04/17)


国際労働運動vol.20
 2017.5
 17年5・15沖縄は大決戦


 4月7日、アメリカはシリア政府軍をミサイル攻撃した。これは人民への虐殺戦争であり朝鮮戦争の決行宣言だ。パククネを打倒した韓国の巨万人民決起を押しつぶすためのものだ。怒りをもって徹底的に弾劾する。
 朝鮮半島は米韓合同演習中であり、自衛隊も参戦態勢にある。沖縄では、安倍が辺野古新基地建設と高江ヘリパッド建設を強行し、米軍オスプレイの墜落事故があり、自衛隊の南方展開が急速に進んでいる。朝鮮侵略戦争を阻止し続けてきたのが沖縄闘争だ。4・28―5・15沖縄闘争が決定的になっている。
 第Ⅰ章は、戦時体制に突入した沖縄の緊迫を述べ、戦後沖縄が「米軍基地の島」として歩み始めたときから「非正規職の島」であったと提起している。そして「国際連帯闘争の発展で沖縄の米軍基地を全面撤去しよう」との戦争絶対反対の立場を投げ捨てているのが「オール沖縄」であり、最大実働部隊の日本共産党だと批判している。
 第Ⅱ章は、沖縄全島ゼネストのアピール。1971年に2波のゼネストが打ち抜かれたが、72年の全軍労ストを柱にした第3波ゼネストは挫折した。「基地の島」=「非正規職の島」沖縄の現実を根底から変革する「非正規職撤廃・基地撤去」こそ71年のゼネストをのりこえる沖縄全島ゼネストのスローガンであると訴えている。
 第Ⅲ章は、「沖縄を国際連帯の島へ」と訴える3月19日の〈国際連帯・共同行動沖縄〉結成集会の報告。IJBS労組と沖大学生自治会のアピール。
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