沖縄で革共同集会 国際連帯・共同行動結成へ

週刊『前進』04頁(2817号02面03)(2017/02/06)


沖縄で革共同集会
 国際連帯・共同行動結成へ

(写真 「3・19国際連帯・共同行動沖縄を結成し全島ゼネストへ」と団結がんばろう【1月29日 那覇市))


 1月29日、那覇市内で、2017年階級決戦の口火を切る革共同沖縄政治集会が、30人の結集で開催された。韓国で開始された労働者革命とともに、アメリカにおいても反トランプの数百万人の怒りの決起が始まっている。切り開かれた世界革命情勢の中で、国際連帯闘争と沖縄闘争の路線的位置づけが鮮明に提起され、集会の全参加者の共通の確認となった。3・19国際連帯・共同行動沖縄の結成に向かって全力で闘いぬき、1971年の二つの全島ゼネスト(5・19―11・10ゼネスト)をのりこえる沖縄全島ゼネストを実現しようと誓い合った。
 集会はまず、革共同沖縄県委員会を代表してNTTの労働者同志が発言に立ち、ついに始まったアメリカ革命と韓国革命が世界革命の扉をこじ開けたことを明らかにした。これに国鉄決戦―動労総連合と青年部建設の闘いで応え、「沖縄闘争こそ国際連帯とゼネストで闘うときだ。3・19国際連帯・共同行動を成功させるために全力で闘おう」と訴えた。
 各界からの連帯のあいさつでは、国鉄闘争全国運動呼びかけ人で北中城村議会議員の宮城盛光さん、国鉄闘争全国運動・沖縄の呼びかけ人の金城幸男さん、沖縄万人(うまんちゅ)の力で星野さんを取り戻す会、全国農民会議・沖縄、婦人民主クラブ全国協議会沖縄支部の和田邦子支部長が発言した。星野さんを取り戻す会の会員で、革共同集会に初めて参加した方は、「3年前に星野さんのことを知ってからどこに行くときも署名用紙を持参している」と述べ、「韓国のような盛り上がりを日本でも実現し、星野さんの解放を全世界に呼びかけましょう」と熱烈に訴えた。
沖縄県委員会からの基調報告は、2017年決戦の重要な柱をなす国際連帯闘争と沖縄全島ゼネストの歴史的総括を提起し、「2017年、沖縄における国際連帯闘争の前進で朝鮮侵略戦争を絶対に阻止しよう。国際連帯・共同行動沖縄の結成の成功へ、非正規職撤廃・基地撤去、星野同志奪還を全世界に発信して全力で闘おう」と呼びかけた。
 さらに革共同の天田三紀夫書記長による「ロシア革命100年を迎えて」と題した記念講演が行われ、トランプの登場とアメリカ革命、民主労総の闘いを軸とした民衆総決起闘争の勝利の展望を示した。講演を通して、安倍打倒から世界革命に向かって、沖縄の激変情勢と世界革命の拠点としての沖縄闘争の決定的位置が明らかとなった。
基調報告と講演を受けて、全駐労、郵政、合同労組、民間の各産別からのアピールが行われた。各職場での資本との闘いを踏まえ、労働の奪還を通して共同性を取り戻し、国際連帯と世界革命を切り開こうという闘志あふれる発言がつづいた。マルクス主義学生同盟・沖縄大学支部とマルクス主義青年労働者同盟の同志が決意表明し、最後に「団結がんばろう」とインターナショナル斉唱で団結を固め合った。
 3・19国際連帯・共同行動沖縄の結成に向けて、2017年階級決戦の先頭に立とう。
(沖縄・M)

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