団結ひろば 投稿コーナー
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辺野古署名受理拒む米大使館に抗議行動
辺野古新基地建設反対署名運動事務局 倉持嘉之
川崎沖縄県人会の呼びかけで始められた辺野古新基地建設反対署名は、「沖縄辺野古への新基地建設は絶対許さない!全世界から軍事基地を撤去せよ!」と訴え、英語、ポルトガル語、スペイン語、そして韓国語で呼びかけられました。国内と海外の沖縄県人会、労働組合、そして戦争と軍事基地に反対する世界各国の人びとから2年間で2万610筆の署名が寄せられました。しかし、アメリカ大使館は署名の受け取りを拒否しました。
1月12日、辺野古新基地建設反対署名運動と在本土沖縄労働者会議は、アメリカ大使館に対して機動隊と対峙して抗議行動に立ちました。川崎沖縄県人会副会長の座覇光子さんが「辺野古新基地は絶対許さない! 全世界から軍事基地を撤去せよ!」と抗議文を読み上げ、シュプレヒコールで抗議をしました。
昨年4月、20歳の女性が元海兵隊の米軍属に殺害され、12月には、オスプレイが名護市の海岸に墜落。住宅街に墜落していたら大惨事でした。東村高江のオスプレイ用ヘリパッド建設では、全国動員の機動隊が暴力をふるい不当逮捕を繰り返しています。そして、最高裁の反動判決を受けて辺野古新基地の海上部分の工事が再開されました。
いま沖縄では、朝鮮侵略戦争に向けて米軍と自衛隊が軍事演習を激化させています。同時に劣悪な労働条件が強制され貧困が深刻になっています。奥深い怒りが全島を覆い、オール沖縄の制動を打ち破る闘いが燃え広がり、全島ゼネスト情勢に入っています。
今こそ、沖縄―本土―全世界の労働者の団結した力で、辺野古新基地建設を阻止し、朝鮮侵略戦争を阻止しましょう。
羽田空港新ルートの根拠〝混雑〟はウソだ
東京・江戸川区 賀来幸夫
1月11日午後、江戸川区船堀駅前の船堀タワーホールで国土交通省航空局による羽田空港の増便のための陸上飛行ルート設定の説明会が行われたので、新ルートに反対するビラと『前進』を配った。受け取りは非常によく関心の高さを感じた。
ビラまき後に説明会をのぞいてみた。説明会というもののパネルを展示し職員が質問に答えるだけ。その中で初老の男性が若い職員を追及している光景が目を引いた。男性によれば、新ルートを設定する根拠とされている〝東京湾上空の混雑〟はウソだというのだ。
新設されようとしている飛行ルートは、南風時と北風時の二つのパターンがある。南風時のルートは東京南部地域の上空を通るが、北風時には江戸川区や千葉県西部を飛行する。北風時のルートは、C滑走路を離陸して右旋回して荒川の河口方向に進み、そこから左旋回して北上していくルートと、D滑走路を離陸して東京湾上空を北東方向に進み右旋回して南下していく二つ。国交省は、この二つが荒川河口の南で接近し「混雑している」と主張している。
この男性は、実際のルートはそのように接近していないと主張し、職員は接近しているという説明を繰り返した。
そこで航跡図のパネルの前に行ってみると、男性の言うとおり、D滑走路を離陸した飛行機はすぐに右旋回しており、C滑走路を離陸した飛行機の航路と接近しているとはとても言えない。職員はそれぞれの機長が自分の判断で早く右旋回しているだけだと言い訳をしたが、航跡図で接近しているものは一つもなかった。
住民自身が怒ってこの問題を追及している姿を目の当たりにした。
11月集会の参加者と次は『前進』学習会を
三多摩・元タクシー労働者 久保昭夫
2016年、街頭宣伝をとおして仲間づくりらしいことができたのは、ラッキーだったとしか言いようがない。だから、私はみんなにも街宣はやるべきだと言っている。
私は11月集会に4人を連れて行った。今それが全員うまくいっているわけではないが、1人の女性は『前進』読者になり、「けして負けないということですね」などと言う。私は彼女と『前進』読者会を始めようと思っている。これが1年間頑張ってきたことだ。
街宣で訴えることは、もちろん国鉄闘争だ。しかし私が国鉄闘争を理解してから、まだ日が浅い。民営化についても、「民営化は資本家が金もうけのために、労働者の本来の労働そのものを奪うのだ」と聞いてやっと理解した。そうしてひとつの核をつかんだと思っている。
街宣でも「働き方改革」をもっとかみ砕いて話すことができる核心をつかみたいと思う。民主労総のオルグがこれまで積み重ねてきた苦闘に学び、それをまさに街宣で訴えなければと思う。それが偶然やラッキーを超えた1千万人との結合に結びつくのではないか。それが新年号で盛んに訴えられている宣伝・扇動の大改革ではないかと思うのだ。
17年は私が80歳になる年である。だから思いきり「民営化は悪だ」「競争は間違いだ」「動労千葉はあらゆる攻撃に対して闘ってきた」「完全勝利は目前だ」と叫び続けたいと思う。
安倍も小池もそれでこそ打倒できる。そして韓国に続く日本革命を!
動労水戸の本を早速図書館にリクエスト
茨城 渡辺由美子
土浦に来て3年目に入り、動労千葉への支援に加え、動労水戸の方々とお会いする機会が増えました。動労水戸の30年の闘いが記された『燎原の火のごとく』を読みました。やはり知った方が出てくる本はとても楽しいです。
若いころの石井さん、辻川さんを始めとする方々は、初々しくてひたむきで涙が出ます。そして今の動労水戸、照沼君、會澤君たちは希望の星です。
早速、土浦の図書館にリクエストをしました。私は読みたい本は図書館にリクエストします。市内にない場合は県内の図書館を探してくれ、それでもない場合は買ってくれます。書架に並ぶことにより、思いもかけない人が手に取ってくれます。ささやかな活動により、同じ思いの人たちの輪が広がっていくことを願っています。
今年は三里塚闘争にとっても大事な年になります。気持ちを引き締めていきたいと思います。
韓国・拘束労働者新聞が星野闘争を大特集
徳島星野文昭さんを救う会 仙田哲也
ソウルでの「大統領拘束、財閥解体」デモ。そのただ中で、獄中者の救援運動に取り組む韓国の拘束労働者後援会が、機関紙114号で星野闘争の特集を紙面2ページを使って組んでくれました。
9・4徳島刑務所包囲のデモ隊が正門に押し寄せハンサンギュン民主労総委員長と星野文昭同志の写真パネルと対面する写真をはじめ、記事が掲載されています。この新聞は韓国の40人の獄中労働者戦士、民主労総、市民にも届きます。沖縄闘争・星野闘争が国境を越え、獄壁をも越えて、国際連帯が拡大しました。
この基礎となったのは、「民営化は悪だ!」と闘う動労千葉と民主労総ソウル本部・鉄道労組の団結です。「安保・沖縄闘争である星野闘争と労働運動の基軸、国鉄闘争は一心同体」は、30年の実践の中で深められてきました。
1917年ロシア革命から100年。労働者革命が始まった今、労働者階級の獄中同志救援運動は国際的に結合し始めました。「2017年星野奪還!」の闘いを、動労総連合と国鉄全国運動を拠点に、1千万人と結びついて実現していきます。
1月の寒波には「徳島刑務所長は暖房入れろ!」と抗議ファックスが殺到しました。全国の救援会、労組、全国水平同盟などが総決起し、沖縄からは直接、抗議電話も入りました。2・17徳島刑務所・集団面会差し入れ&暖房請願行動で、さらに団結を固めましょう。