中四国革共同集会 新たに5人の同志迎え ロシア革命100年へ進撃誓う

週刊『前進』04頁(2813号02面04)(2017/01/23)


中四国革共同集会
 新たに5人の同志迎え
 ロシア革命100年へ進撃誓う

(写真 17年1〜3月国鉄決戦へ総決起する決意を固めてインターナショナルを合唱【1月15日 広島市】)

 ロシア革命100年の2017年決戦の口火を切る中四国の党と労働者階級人民の総決起集会として、1月15日、広島市で革共同中四国政治集会が開催された。近年にない大雪に見舞われる悪天候の中、結集できない仲間も出たが100人が集まった。
 開会に先立ち、DVD『勝利の日まで〜韓国ゼネスト3年の記録』と、地方委員会作成のビデオ『1917年2月革命から10月革命へ』が上映された。韓国で始まった労働者革命とロシア革命とがひとつにつながった。
 マル青労同の女性同志の開会宣言で集会が始まった。連帯あいさつを動労西日本と全学連大会襲撃弾劾国賠弁護団の新川登茂宣弁護士、婦人民主クラブ全国協広島支部から受けた。動労西日本の大江照己委員長は「労働者解放の革命へ旗幟(きし)鮮明に闘おう」と訴えた。新川弁護士は「ロシア革命100年というのは過去の確認ではない。未来に向けての連帯をつくりだす時だ」と熱く語った。星野同志奪還の2・17徳島集団面会行動に向けて、徳島県委員会と広島星野文昭さんを救う会の増上昭典さんがアピールし、中四国が星野同志奪還の先頭に立つことを表明した。
 基調を中四国地方委員会議長の大津幸三同志が提起した。大津同志は「韓国情勢とトランプ政権の登場で、世界革命の時代が本格的に到来した。国鉄決戦が切り開いた国際連帯の発展と労働の奪還論を確立した地平に確信を持ち、17年を決する1〜3月国鉄決戦へ」と訴えた。特に2・12国鉄集会から3・4JRダイヤ改定阻止の攻防が17年決戦の命運を握ると強調し、機関紙闘争、拠点建設、青年指導部建設をさらに推し進め、労働者権力樹立へ闘う労働者党建設を呼びかけた。
 続いて秋月丈志同志が「ロシア革命100年と韓国で始まった労働者革命」と題して講演した。①時代認識と路線を鮮明にさせたレーニン「4月テーゼ」と党の変革につぐ変革、②機関紙配布網建設と宣伝・扇動の変革、③党と労働組合の一体的建設とそれを土台とするソビエト建設、④国際連帯——という、まさに現在の党が必死に挑戦している全内容の実践として、1917年ロシア革命があったことが具体的に明らかにされた。
 後半に入り、国鉄委員会の3人の同志が全面外注化と「選択と集中」の第2の分割・民営化攻撃粉砕へ、国鉄決戦アピールを行った。さらに各産別の労働者同志が続々と発言に立った。医療福祉労働者委員会の同志は、「労働の奪還論で全階級に責任をとる立場から階級的労働運動を青年指導部を先頭に闘う」と鮮明な決意を表明した。自治体の同志が拠点建設の前進を報告し、「『民営化は悪』という世論を自治体労働者こそつくり出す」と述べた。教労の同志は機関紙を軸にした職場組織化の闘いと、地区党での討議と一致の決定的意義を強調した。全逓、合同・一般労組の同志の決意表明が続いた。
 この1年で新たに結集した5人の同志と、マル青労同、マル学同の同志が登壇した。さまざまな疑問を一つひとつ同志と討議し、労働組合での実践を通してマルクス主義と綱領に確信を深め党に結集した同志、85年10・20三里塚闘争戦士の誇りを持ち続けてついに党に結集した同志、地域の運動や女性解放の闘いを通して結集した同志。契機はそれぞれだが、すべてひとつの階級的団結と革命につながっている。マル青労同の同志は国鉄闘争の中から指導部をつくり上げた自信と確信に満ちて、動労総連合青年部建設、拠点建設の先頭で闘う決意を述べ、マル学同広大支部の同志は京大決戦に勝利し学生運動から革命指導部をつくり出す戦闘宣言を発した。
 最後に、インターナショナルを合唱し、闘いの現場へと散った。
(中四国地方委員会 H・D)
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