高浜原発の再稼働を許すな 2・26舞鶴1万人大行動へ

週刊『前進』02頁(2812号02面02)(2017/01/19)


高浜原発の再稼働を許すな
 2・26舞鶴1万人大行動へ


 関西電力・高浜原発(福井県)直近の京都府舞鶴市で2月26日に開催される「舞鶴1万人大行動」への参加の呼びかけが、同実行委員会から発せされた。全国から結集しよう。(編集局
 東日本大震災・福島第一原発の大惨事からまもなく6年。福島県の避難者は今も約9万人(県発表)。高線量地域への帰還強制や「自主避難者」への支援打ち切り、子どもの甲状腺がんの検査縮小など、福島の切り捨てを絶対許さない!
 賠償・廃炉・除染費用が想定の倍の20兆円を超えると発表された。もっともっと膨れ上がる。この福島切り捨ての現実は、各地の原発再稼働の攻撃と一体だ。
 政府や東京電力に「責任を果たせ」と求めるだけで終わらせるわけにはいかない。労働者・住民を犠牲にすることで延命しようとする国や資本に対して、労働者が責任をとるから出ていけと宣言しよう。
 1年前、関西電力は、まともな避難計画も何もない中で高浜原発3、4号機を無理やり再稼働させたが、住民の怒りの中ですぐに停止を余儀なくされ今も動かせない状況だ。
 ところが、安倍政権は、この3〜4月にまた高浜原発を稼働させようと準備を先行させている。決定的なことは、この間の自治体労働者を軸にした再稼働絶対反対の闘いによって、ついに原発立地の直近地域から「いい加減にしろ」と反対の声が上がり、政府と関電を追いつめていることだ。
 原発直近の舞鶴で、原発再稼働を止める大行動をやろう。ここで再稼働を止めて全国の原発の再稼働を完全にストップさせよう。2・26舞鶴大行動は、労働組合が先頭となって地域住民との団結で原発を廃炉にする闘いだ。
 「避難計画」の「実効性」はまったくなく、「避難訓練」もやればやるほど避難できないことを実証するばかりだ。今こそ被曝労働拒否のストライキを闘う動労水戸、地域を組織する要となっているふくしま共同診療所と団結して、再稼働強行から朝鮮侵略戦争へと突進する安倍政権を打倒する時だ。6年目の3・11を目前にして、2月26日、全国からの舞鶴大行動への結集を訴えます。
   ◇   ◇
高浜原発再稼働絶対反対! 自治体労働者と地域住民が団結すれば、原発は止められる!
2・26舞鶴1万人大行動
 舞鶴赤レンガパーク5号棟(舞鶴市役所横)
 2月26日(日)
 午後1時30分
  メイン集会 動労水戸、ふくしま共同診療所ほか
 午後3時
  舞鶴大行進(JR東舞鶴駅までデモ)
 25日(土) 午後6時~
 26日(日) 午前10時~
  上映会、ブース出展、星野文昭絵画展等のプレ企画
 よびかけ 2・26舞鶴大行動実行委員会

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