団結ひろば 投稿コーナー
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栗原工業分会が一時金などで24時間スト
群馬合同労働組合 清水彰二
12月27日、群馬合同労組栗原工業分会・K組合員が24時間ストライキに立ち上がった。
朝8時に組合員、支援共闘会議の仲間11人が結集。会社周辺へのビラのポスティングを行い、門前でのスト突入・抗議集会を行った。伊勢崎市のはずれ、田んぼの中の従業員3人、家族経営の小さな溶接工場から、労働者の団結と闘いを呼びかける大音響の叫びが広がった。
要求項目は、①冬期一時金を1カ月分とすること、②弁当購入者に補助している弁当代補助を弁当持参のK組合員にも補助すること、の2点だ。団体交渉でも会社側から前向きな回答はなく、怒りのストと抗議行動となった。
K組合員の怒りは激しかった。一人親で、一時金が昨年から半分以下になったことで、ダブルワークを余儀なくされていた。社長や社長の母親から行われる嫌がらせも腹にすえかねていた。年末で厳しい状況だったが、自腹でストライキに立つ決意を固めた。
スト突入集会では、参加者がそれぞれの思い、怒りを会社にぶつけた。みんな自分のことのように怒っている。この怒りの前に社長も母親も姿を現すこともできない。
最後に社長一族の代わりに出てきた年配の労働者が、こんなやり方はおかしいと言う。この人は自分の弁当代は出してもらえるのだ。労働者に分断を持ち込む会社のやり方が許せない。
ストライキは団結と力をつくり出す。群馬合同労組はK組合員と団結して必ず勝利する。
DVDで星野さんの無実を中学生が確信
川崎 上田 豊
神奈川の川崎地区で3回目となる星野文昭絵画展は、12月23日から25日までの3日間、てくのかわさき展示場(川崎市高津区)で開催され、100人が来場しました。
全証拠開示を求める100万人署名は35筆、5万円を超えるカンパも集まりました。
会場では、随時DVD「星野文昭さんを取り戻そう」が上映され、来場した方が星野さんの無実を確信するものとなりました。絵画展がオープンし、最初に来た近くの中学生は、アンケートでDVDの内容と絵を見て星野さんは無実だと断言します。「そもそもこんな良い絵をかいている人が悪いことはしないと思います。僕は久々に絵を観て『おもしろい』以外の感想を得ることができました」と書いてくれました。
今回は11月国際共同行動と一体での星野絵画展と位置づけ、実行委員会を5回開催し、5千枚のチラシを配布しました。職場で回覧されたチラシを見た川崎市職員、大学生も来てくれました。また前回来た方が今回も来るなど、運動の広がりと今後の展望も大きく開きました。
今回の絵画展はなによりも地区の仲間が総決起したことが成功の核心でした。2017年を星野奪還の年にするために、全国の仲間とともに闘います。
分断が招いたいじめ職場に闘う組合を!
関東・郵政青年労働者 矢部明雄
先日、福島の子どもが避難先の学校でいじめられた事件がありましたが、そもそも教員がなぜいじめを見過ごすのかということを私はずっと考えていました。
私自身いじめられ、教師にも無視された経験がありますが、教師が評価の対象となり分断が図られた結果「自分の評価」のことだけを考えるからではないかと思います。
もし教育職場で団結があれば、他の教育労働者が一丸となってこれにあたることができたはずです。これは分断が招いた結果としか思えません。しかし、これはほかの産別にも言えることだと思います。
私の勤める郵政職場でも自分の評価のために職場の仲間を蹴落とし、顧客をないがしろにするというような風潮はけっして珍しいことではありません。このようなことを考慮すれば、「合理化」や「評価制度」は資本家や権力のためにあるということは明白だと思います。
このような分断はけっして許してはなりません。今こそ職場に闘う労働組合をつくり、分断を打ち破りましょう!
1・4仮放免者先頭に東京入管に抗議デモ
東京 浅茅咲絵
1月4日午後、仮放免者の会が呼びかけた「仮放免者に在留資格を!」デモに牛久の会(牛久入管収容所問題を考える会)とともに参加しました。仮放免者を先頭に、家族ぐるみで参加したクルド人など300人近いデモになりました。
昨年1月~11月末、7926人が日本で難民申請をしましたが、難民に認定されたのはたった6人。クルド人に至っては〝トルコにクルド人問題は存在しない〟という日本政府の見解で誰一人認定されていません。
昨年来、仮放免者の再収容がめだって増えています。仮放免者は「仕事をしてはいけない」「許可なしに他県に移動してはならない」----飢えて死ねというのか!
デモは品川駅港南口から東京湾品川埠頭にある東京入管ビルへ「再収容するな!」「家族を返せ! 友だち返せ!」「仮放免者を殺すな! 在留資格よこせ!」と叫びながら東京入管を一周しました。中から被収容者の指笛が聞こえ、手を振る姿も見えます。
必死に手を振り、こんな理不尽を絶対に許さないと誓いました。