闘いは進む 青年の職場から 介護 国鉄闘争30年、ついに訪れた運命的な出会い!! 東京 大空 茜

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週刊『前進』04頁(2807号02面05)(2016/12/19)


闘いは進む 青年の職場から
 介護 国鉄闘争30年、ついに訪れた運命的な出会い!!
 東京 大空 茜


 今、私の地区では11月集会に参加して下さった方全員に電話や手紙で感謝の気持ちを伝えています。私が担当した方で感動したやり取りがありましたのでみなさんに紹介します。
 私が「どのようなことがきっかけで参加して下さったのですか?」と尋ねると「実はもう10年くらい前から参加しているんです」と言われました。「ええっ!? そんな前から!?」と驚くと、「そうですね。でも今まで私に連絡をくれた方はいなくて。どんな網にも引っかからなかったということですね。あの中に入って参加したらもっと楽しいんだろうな~と思いながら、いつも一人で外から眺めてました」とおっしゃいました。私はものすごく申し訳ない気持ちでいっぱいになりおわびしました。
 そして「なぜ10年間も11月集会に参加し続けてくださったのですか?」と尋ねると「当時19歳くらいだったと思いますが、国鉄でアルバイトをしていまして、分割・民営化が本当に許せなくてストライキで闘った動労千葉を応援していたんです。途中から動労水戸が合流した時は本当にうれしかった! それ以来ずっと動労千葉や動労水戸が私の心の支えでした」と言われました。
 私が「動労水戸が最近本を出したのはご存じですか?」と聞くと「もちろんです。その本を買いに11月集会に参加したようなもので、もう3~4回は読みましたよ。動労千葉に合流するあたりのことが細かく書かれていてよくわかりました」とおっしゃいました。
 また「職場の組合を強くしたいと思って委員長に立候補しようとしたのですが、『組合の委員長は将来の会社の幹部候補だから大学卒でなければなれない』と言われて立候補すらできなかった」とか、「今年の集会には友人を誘って参加したのですが、この前その友人から『前進がポストに入ってた!!』と朝一で電話がかかってきまして。昔、ルビコン書房で『前進』を買ってかばんに隠し持っていて職質を受けたことを思い出しました」など、1時間にわたっていろいろな話をしてくださいました。
 私が「ぜひ『前進』を定期購読して下さい」とお願いすると「いいですよ」と快諾してくださり、早速『前進』や訪韓DVDを送りました。
 国鉄闘争30年の時間を越えてついに訪れた運命の出会いに、国鉄闘争の偉大さを痛感し、心から感動しました! と同時にその方から「私みたいな人はたくさんいると思います」と言われて「一人残らず組織化しなさい」という期待や激励であると受け止めました。
 あらゆる弾圧に負けずマルクス主義で団結している私たちだからこそ、全体を獲得できる力を持っているのだと思います。そして未来を担う青年が元気に闘っている姿こそが希望です。諸集会や星野絵画展に来てくださった方は革命運動にとっての宝であり、2017年決戦をともに闘う仲間です。あらゆる人とつながって決戦に勝利しましょう!!
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