12・23東日本解放共闘総会へ 本格的な拠点建設に挑戦を

発行日:

週刊『前進』04頁(2805号04面02)(2016/12/12)


12・23東日本解放共闘総会へ
 本格的な拠点建設に挑戦を


 部落解放東日本共闘会議が12月23日、第25回定期総会を開催する。呼びかけに応えて結集しよう。(編集局)
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第25回部落解放東日本共闘会議定期総会のご案内

 部落解放東日本共闘会議は12月23日、第25回定期総会を開催します。闘うみなさんの総会への結集を呼びかけます。
 今総会は、東京―ソウル11月国際共同行動を闘い抜いた地平から、本格的に部落解放運動の拠点建設に挑戦・実践を開始する総会です。
 韓国でパククネ打倒の民衆総決起が民主労総ゼネストから始まり、韓国労働者民衆の200万決起が「社会を止める」実力決起として、労働者権力の樹立に向かう闘いとして、日々変革しながら闘われています。アメリカでは、トランプ打倒のデモが全米で闘われています。全世界で労働者人民の決起が一挙に広がっています。
 TPPを絶たれ、ベトナムへの原発輸出の破談に追い込まれ、安倍政権は絶体絶命の危機に立っています。外交政策は完全に崩壊しています。私たち日本の労働者は、民主労総を先頭とする韓国労働者民衆のパククネ打倒、財閥解体の闘いと連帯し、安倍を倒しましょう!
 解放共闘はこの1年、新自由主義と闘う全国水平同盟の「非正規職撤廃を部落解放運動の正面課題に掲げて闘う」方針をともにして闘い抜いてきました。新自由主義と闘う部落解放闘争は、プロレタリア国際主義を貫き、世界革命によって部落差別撤廃をかちとる闘いです。そして11・6日比谷―11・12ソウルでの国際共同行動を闘い抜きました。
 2017年の課題は、ゼネストを組織できる労働組合拠点をつくり出すことです。その最大の柱は国鉄闘争です。国鉄闘争を基軸に非正規職撤廃の闘いを強化・前進させていきましょう。非正規職撤廃こそ差別の撤廃・部落解放の路線です。
 新自由主義との攻防の最前線である狭山闘争は2016年、連合の狭山解体策動を破り、その階級的復権へ大きな前進をかちとりました。この地平で2017年は、全証拠開示、再審を実現し、石川一雄さんの無罪―狭山闘争の勝利をかちとらなければなりません。
 住宅や就労の場からの追い出し、更地化と絶対反対で闘う大阪の西郡・高槻、京都の崇仁・東三条の闘いは、労働組合と一体となった、地域の拠点をつくり出す闘いです。更地化攻撃との闘いは、東京における水平同盟建設の闘いにとって決定的です。
 さらに重要なのは、小池都知事の東京都丸ごと民営化攻撃と闘う都労連決戦です。
 解放共闘に結集するみなさん、闘うみなさん、自治労、教労の仲間を先頭に安倍・小池打倒へともに立ち、その闘いの中で労働組合の拠点を建設しましょう。再度、第25回定期総会への参加を呼びかけ、ご案内とします。
2016年12月
部落解放東日本共闘会議
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12月23日(金)午後1時15分開場/1時30分開会
浅草橋区民館第1集会室(台東区浅草橋2―8―7/JR浅草橋駅から徒歩7分)
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