闘いは進む 青年の職場から 民間交運 11月集会に職場から初参加!闘いはこれからだ 東京 柴田純

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週刊『前進』04頁(2803号02面04)(2016/12/05)


闘いは進む 青年の職場から
 民間交運 11月集会に職場から初参加!闘いはこれからだ
 東京 柴田純


■きっかけは参院選
 訪韓闘争で100万人の民衆総決起を目の当たりにし、この闘いが安倍打倒へとつながる、そう思いました。アメリカではトランプ当選で、あちこちでトランプ反対のデモが起きています。まさに革命が起きていると思いました。
 革命は職場でも始まっています。今年の11・6集会には、ついに職場から仲間が参加してくれました。
 7月参院選では、私の職場でも労組が組織内候補を擁立していましたが、私はそれを一切受け付けず粉砕し、鈴木たつお候補を職場で宣伝しました。その過程で、職場の青年労働者との決定的な出会いがありました。鈴木たつお候補のリーフレットを渡し、話をしたところ、「うちの組合ももっとガンガンやればいいんですけどね。全然闘わないですね」と言われたのです。予想もしない反応に面食らったのですが、「決定的な人が現れた」と思い、全力でオルグしようと決意しました。職場での日常のおしゃべりの中で継続的な関係を築き、11月集会にも参加してくれたのです。
 参院選や11月集会に向けた休み返上の活動、帝国主義労働運動を打倒する闘いが実を結んだ結果です。党と労働組合の一体的建設をさらに前進させたいと思います。
■『前進』で継続した団結をつくりたい
 闘いは始まったばかりです。職場や街頭で決起した人たちとどう結びつくか。私の地区では11月集会の初参加者が昨年を超えました。しかし、昨年の初参加者が今年も参加しているわけではありません。いかに継続した団結をつくっていけるかが課題です。11月集会に初参加した職場の仲間とも、『前進』の読み合わせでフラクションを建設し、職場でともに闘う仲間として獲得したいと思います。
 職場では合理化政策、懲戒処分策動が体制内労組の承認のもとで行われています。支部長を筆頭に執行委員らは会社の代弁をするのみです。先日も懲罰委員会をめぐって組合員から相談を受けました。「人によって懲戒処分の重さが違うのはどういうことなのか」「労働組合と資本がどのような議論をしているのか」。不明瞭な労働組合のあり方に組合員は不信感を募らせています。そういった組合員の声を職場委員会でぶつけましたが、「そういう決まりなんだ」の一点張りです。
 こうした労働組合の姿は、組合員にもすでに分かり切った事実です。しかし、それで良いとは思っていません。抑圧者となり切った帝国主義労働運動を打倒し、職場から朝鮮戦争阻止、安倍打倒の闘いを進めたいと思います。韓国労働者大衆、アメリカ労働者大衆と団結し、ロシア革命100年の2017年決戦を、革命で勝利しましょう。

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