「日本でもゼネスト実現しよう」 11・30全国で日韓連帯行動に決起

週刊『前進』04頁(2803号01面02)(2016/12/05)


「日本でもゼネスト実現しよう」
 11・30全国で日韓連帯行動に決起

(写真 国際連帯で安倍もパククネも倒そう! 「GSOMIA締結弾劾!」「ゼネストで戦争を止めよう!」のコールを響かせデモ【11月30日 渋谷】)

 「韓国革命に続こう!」「日本でもゼネストを実現しよう!」。韓国・民主労総が「パククネ即時退陣」を掲げて歴史的な政治ゼネストに突入した11月30日、東京・渋谷で全国労組交流センターと全学連、動労千葉国際連帯委員会が呼びかける国際連帯デモを200人が行った。全国各地でもデモなどの行動が取り組まれた。(詳報次号)
 デモの前に代々木公園ケヤキ並木で行われた集会は、司会の学生の「青年・学生を先頭に、日本でも闘いを巻き起こそう」というアピールで始まった。
 斎藤郁真全学連委員長は基調報告で民主労総に学んで日本でも闘う労働組合をよみがえらせようと強調した。「今この瞬間に韓国で行われているゼネストは、社会を回しているのは誰なのかを明白に示している。こうした中で、革命の圧殺のために狙われているのが戦争だ。始まった革命を守り抜くためにも、戦争絶対反対で安倍を追い詰める行動が必要だ。ベトナム戦争を基地労働者が止めたような闘いをよみがえらせることこそ、韓国の労働者民衆に対する最大の連帯だ」
 続いて動労千葉国際連帯委員会が、公共運輸労組や金属労組など35万人がゼネストに突入したと報告。11・12のソウル民衆総決起に参加した韓国の学生がこの場に合流したと伝えられ熱気が一気に高まった。動労千葉、動労水戸、動労東京、東京西部ユニオン、京大生、全学連三里塚現地行動隊がそれぞれ12月の闘いへの決意を述べた。
 「ゼネストで戦争を止めよう!」「GSOMIAを粉砕するぞ!」「ハンサンギュンを取り戻すぞ!」とコールしながら進むデモ隊には、街頭の青年や学生から「がんばってください」という声援やガッツポーズなど多くの共感が寄せられた。 日本でも必ずゼネストは実現できる! そのことを全員が確信したゼネスト連帯行動となった。
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