国際労働運動vol.14 2016.11 戦争を止める京大スト

週刊『前進』04頁(2789号04面04)(2016/10/17)


国際労働運動vol.14
 2016.11
 戦争を止める京大スト


 10月3日、京大4学生「無期停学」処分に対する怒りの京大集会がたたきつけられた。早朝、時計台前の巨大看板に対する大学当局の襲撃と破壊・撤去、国家権力の介入策動を粉砕し、時計台前集会と学内デモ、市内デモをかちとった。朝鮮侵略戦争の超切迫の中、処分撤回・第2波ストへの画期的前進だ。本号・大特集は、その意義と展望を明らかにしている。
 第1章「京大4学生の処分撤回運動の前進」は4学生への処分の不当性を徹底的に明らかにし、安倍に屈服して「戦争翼賛大学」の道に転落する山極総長体制を弾劾している。
 第2章は「10・27京大ストと6学生奪還闘争」だ。昨年の10・27ストは2000年の東北大ストから15年ぶり、「新自由主義大学」のもとで初の反戦ストとして闘われた。権力は6学生を不当逮捕したが、全学連は弾圧を完全に粉砕した。
 第3章は、「同学会再建以来の5年間の激闘」。再建の出発点は11年の「3・11」だった。12年に同学会を再建、14年11月に学内で公安刑事摘発の大勝利、15年9月に安保国会決戦を闘い、10・27バリスト決起。これは当局と権力の弾圧をはね返して前進してきた歴史だ。
 第4章は、「新自由主義大学粉砕―教育奪還へ」。法人化大学=戦争翼賛大学の歴史を暴露し、これに対する教育の奪還を全面的に提起している。
 最後に特別アピール「警視庁の全学連に対するテロ襲撃許さぬ」がある。胸躍る京大の闘いに注目。
このエントリーをはてなブックマークに追加