10万人の『前進』読者網をつくり1千万労働者人民と結びつこう 第9回全国機関紙担当者会議・基調報告 天田 三紀夫

週刊『前進』04頁(2787号03面01)(2016/10/10)


10万人の『前進』読者網をつくり1千万労働者人民と結びつこう
 第9回全国機関紙担当者会議・基調報告 天田 三紀夫

(写真 新印刷工場の完成を祝う 「新印刷工場完成を祝う会」が盛大に開催された。印刷局など多くの同志が集い、工事の奮闘をたたえ合い、『前進』で1千万労働者と結びつこうと誓った【9月28日 前進社本社】)


 9月に第9回全国機関紙担当者会議が開かれ、「機関紙活動の本格的発展をなしとげて10万読者網を建設し、1千万労働者と結びつこう」と確認された。革共同の天田三紀夫書記長の基調報告と討論のまとめを掲載します。11・6全国労働者集会の大結集へ、全力で闘おう。(編集局)

本格的発展の端緒についた拡大闘争

 機関紙拡大闘争が明らかに新しい段階に入った。可能性に満ちている。これからの爆発に向かって、匍匐(ほふく)前進から本格的発展への端緒に突入した。労働者同志が切り開いている地平を組織論的に総括し、一致をかちとることが、きょうの機関紙担当者会議の任務だ。
 一つは、新印刷工場を建設した。機関紙活動の活性化ということはあるが、物理的にも完全に新しい段階に入った。『前進』を10万部印刷できるようになった。
 もう一つは、朝鮮戦争切迫情勢を迎えた。すなわちゼネスト・革命情勢を圧倒的に引き寄せた。民主労総が闘いぬいているように、2010年代中期階級決戦の中で、われわれが一挙に革命に向かって進んでいくことができる。われわれは独自の宣伝体制を持っている。機関紙活動の大転換を可能にした。
 週2回発行によって、定期購読、あるいは駅頭・工場などでの大量配布、バラ売りなどで1千万労働者人民と結びつくことが完全に可能になった。1千万人と結びつくということは社会を変革する、革命を問題にするということだ。
 7月選挙闘争で、革共同は20年間の内戦の中で闘いぬいた革命党の三大義務を三大方針として実践的に整理した。
 すなわち第一は、機関紙を軸にした宣伝・扇動の変革。党員の自己解放的な決起をつくり出す。絶対反対・階級的団結論を基礎とする宣伝・扇動戦の変革に次ぐ変革が始まった。
 第二は、何が何でも地区党の中軸に労働組合の拠点建設をかちとる。合同一般労組・全国協議会の闘い、動労東京の結成、都労連委員会の建設に向かっての闘い。労働組合の拠点をつくるため感動的闘いをやり、情勢に完全に間に合った。
 第三に、1千万労働者人民との結合。情勢は激しく動いている。国鉄闘争の終結を狙った2010年4・9政治和解をのりこえるJR復帰の闘い、戦争法に対する根底的な怒り、あるいは朝鮮戦争切迫情勢における体制変革の志向。そういう中で1千万労働者人民との結合ということが完全に可能になっている。
 新自由主義的帝国主義の攻撃は熾烈(しれつ)を極めている。そう甘くはない。しかし、労働者細胞建設の闘いは『前進』を武器にすることによって勝利することができる。とりわけ5月の全国代表者会議で全面的に深化された「労働の奪還」論が全産別で資本と闘う武器となっている。
 定期的な機関紙担当者会議が地方委員会において開催され、機関紙拡大闘争が地区党の第1議題になる。1部の拡大ということが決定的な普遍性を持つ。職場の配布網や報告活動、あるいは機関紙担当者が先頭で実践する闘いが開始された。この半年の中で顕著なことは、地区党が機関紙拡大闘争を全面的に対象化し始めたことだ。

『前進』を使いきり11・6の大結集へ

 世界は大恐慌から戦争へと本格的に突入している。大恐慌、とりわけ朝鮮戦争の超切迫について言い切ることがものすごく重要だ。
 他党派は朝鮮戦争についてはまったく言わない。B1B爆撃機や原子力空母ロナルド・レーガンの現実、サードの配備、あるいはランド研報告を含めて、朝鮮戦争が完全に切迫しているという認識をはっきりさせることが絶対的に必要である。
 世界は革命情勢である。とりわけ韓国の階級闘争は民主労総を軸にしてゼネスト・革命に向かって進んでいる。
 戦後世界体制の崩壊と激烈な争闘戦。例えばイギリスのEU(欧州連合)離脱は完全に新しい情勢である。全EUが革命情勢である。
 アメリカの階級闘争も内戦含みで進行し、階級対立がますます激しくなっている。
 中国においては、労働者階級の決起がガンガン始まっている。とりわけ鉄道労働者が闘いの先頭に立っている。
 さらには日本階級闘争が新しい段階に入った。7・26津久井やまゆり園事件や8・8天皇ビデオメッセージを含めて、日本階級闘争は、排外主義が問題になる、あるいは産業報国会が問題になる段階に入った。それらに対して労働運動の力で反撃するということをはっきりさせる。
 この情勢の中で大切なことは、11・6全国労働者総決起集会に向かって大胆な組織化をやっていくことだ。
 国鉄決戦が労働者人民に希望を与える時代に突入した。JR職場における資本攻勢はとてつもなく激しい。しかしわれわれは、30年間不屈に闘う国鉄労働者を生み出した。革共同50年の中における30年間、動労千葉を先頭として闘う国鉄労働者が生まれた。その闘いをもって4・9政治和解攻撃を突破した。
 全国各地での動労総連合建設への決起がきわめて重要だ。国鉄決戦の勝利の展望を示して、全労働組合を獲得する。動労総連合で全組合を獲得する。その一大拠点を形成したことは決定的な地平だ。
 動労千葉は10月1日のCTS(千葉鉄道サービス)の就業規則改悪に対して、CTS決戦の本番に真正面から突入している。この闘いは労働法制解体攻撃を粉々に粉砕する闘いである。追い詰められたJR資本とJR東労組カクマルは、札付きのカクマル分子を幕張車両センターに送り込もうとしている。
 11・6労働者集会は、労働法制解体粉砕をかけた壮大な決起である。
 11・6はさらに国際連帯の闘いであり、職場で資本と闘いぬくことである。職場闘争を目的意識的に11・6に結合することによってこそ、職場の労働者は11・6集会に参加する。『前進』配布網の建設を通して、11・6と職場闘争は真に生きたものになっていく。職場闘争と『前進』読者拡大を完全に一体化する。
 産別委員会と地区党の正面課題として、11・6に向かって職場の労働者の根こそぎの決起をかちとろう。
 京都大学の4人の学生への無期停学処分に対する全国的・全階級的怒りは日を追って広がっている。京大生の総決起を実現することはまったく可能である。11・6へ京大生の丸ごと決起をかちとろう。
 そういう中で今起こっていることは、シールズの解散と、学生カクマルの衰滅の危機だ。全国の学生カクマルが激減している。他方で京大闘争の爆発がある。これが今の学生運動の現実だ。
 東北大学の非正規教職員3243人の解雇通告に真っ向から反撃していこう。就業規則の一方的な変更で「5年で解雇」、これが労働契約法だ。他方で労働者派遣法はすべての労働者を派遣労働者に置き換える。戦後労働法制の解体攻撃である。『前進』でもっと暴露・宣伝していく。東北大学全体を対象化して、「2018年問題」「2020年問題」と対決して、『前進』で丸ごと組織しよう。
 福島県内外の避難者の帰還強制に反対することが非常に重要だ。JR東日本は12月に常磐線の相馬駅―浜吉田駅間の運行を再開しようとしている。2020年の全線開通に向けた大攻撃だ。これに対して動労総連合として勝負する。帰還強制と被曝労働の強制は一体の攻撃だ。これと対決することは、全労働者と住民を獲得する闘いだ。
 さらに小池・安倍打倒に向かって、都労連委員会の力で反撃する。築地・豊洲問題は2020年オリンピック問題、土壌汚染の問題、食の安全の問題であり、新自由主義の極致としての大攻撃である。
 都営地下鉄の24時間運行化攻撃、清掃工場での被曝労働の強制、住民の命を破壊する羽田空港都心飛行新ルート、杉並での保育基準の解体攻撃、さらに品川のリニア問題などはいずれも、東京全体の特区攻撃である。東京丸ごとの民営化攻撃であり、労働法制を解体し、東京全体を非正規職労働者の街とする大攻撃である。それは労働運動破壊の大攻撃だ。2020年東京オリンピック開催と一体の大攻撃であり、都の労働運動の主流派になる闘いである。何としても闘いの風を起こそう。闘いを起こすことで労働運動の責任勢力になろう。
 今秋の臨時国会に対しては、TPP、新共謀罪、緊急事態条項・改憲、あるいは地方行政の崩壊と破綻の問題、それから天皇制イデオロギー・排外主義イデオロギー攻撃との闘いなどにおいて、全面的に政治暴露をやっていく。

スターリン主義と闘い単一党建設を

 韓国・民主労総は今、いかに闘っているか。2013年12月から始まる鉄道労組の闘い、今年の4月・9月のゼネストを引き継いで、韓国階級闘争は大決戦に突入している。サード配備反対など農民運動の爆発も大きい。さらに大きいのは学生運動で、梨花女子大学では7千人が決起している。民主労総は労働運動でガンガン闘いぬいている。農民運動も学生運動もみんな11月に向かっていく。文字通り11月民衆蜂起が大決戦になっている。
 民主労総はなぜ、動労千葉を先頭とした闘いにこれほど共感し、11月国際共同行動を呼びかけたのか。日本階級闘争が持続性を持って闘いぬかれているからだ。そういう階級的労働運動派の原則的な闘いの前進に勝利の希望を見ている。
 国際連帯闘争の最大の鍵は、世界戦争・核戦争が始まる前に戦争を阻止する闘いをつくり出すことだ。動労千葉の2003年イラク反戦闘争以来の闘いがあり、今年3月には動労千葉の中村仁執行委員がアメリカを訪問した。9月には動労水戸がドイツを訪問した。労働者同志が国際連帯闘争の先頭に立っている。階級的労働運動派が国際連帯闘争を闘い、大恐慌・戦争に対して戦争を阻止する闘いに決起する。動労千葉・動労水戸の存在と闘いが国際連帯闘争の大きな前進を切り開いている。
 党と労働組合の一体的前進をどう切り開くのか。それはスターリン主義をのりこえる闘いである。それはマルクス主義で統一される。絶対反対論と階級的団結論、労働組合論、「労働の奪還」論である。党と労働組合が本当に一体的に進んでいく。「新しい労働者の政党をつくろう」という声が、労働組合の内部から出てくるような状況をつくろう。党は労働組合と一体になって闘っていこう。
 世界単一の労働者党建設とは何か。やはりスターリン主義との闘いである。それは1917年ロシア革命以来の、1924年にスターリンが提唱した「一国社会主義論」によるスターリン主義的な変質との大闘争である。国会闘争に駆けつける人の中にも、日本共産党の影響下にある人たちはたくさんいる。スターリン主義と徹底的に対決して闘いぬき、共産主義インターナショナルの建設を何としてもかちとっていこう。

配布網の強化こそ地区党建設の要だ

 機関紙活動の抜本的な変革を考えた時に、機関紙を軸にした本格的な地区党建設こそ核心である。機関紙『前進』こそ、マルクス主義で現代世界を根本的に分析する武器である。絶対反対・階級的団結で地区党を建設する扇の要である。それは労働者同志の自己解放的な決起を促進する根本的な力だ。もっともっと機関紙で組織する。職場の労働者を機関紙で組織する。そのためには、もっと使える機関紙にならないといけない。良い機関紙、良い『前進』をつくっていく。労働者同志が『前進』に投稿することも重要なことだ。
 『前進』編集局は労働者階級の階級的怒りと一体である。マルクス主義で不断に自己を研鑽(けんさん)する組織である。マルクス主義の旗を常に掲げて前進する。一切は国鉄決戦を軸とする宣伝・扇動の変革である。国鉄決戦を基軸とする全面的な政治暴露をもっともっと徹底的にやっていく。全紙面がトップ1面に凝縮されるような構成が求められている。紙面に関していろいろな意見が集中されている。「これでいい」ということはない。革命勝利まで、変革に次ぐ変革をかちとっていく。
 経営局体制の抜本的な強化という課題がある。1千万労働者人民との結合ということを考えると、「網の目」のような全国的機関紙配布網を建設する闘いは焦眉(しょうび)の課題だ。ブルジョア的な流通機構も十分に活用するという立場で、党中央は必死で努力していく。全国での書店販売網建設はその最大の挑戦である。大学生協などでの販売も積極的に位置づける。
 財政問題と機関紙活動について言えば、機関紙財政を、同盟費と一緒にしないで独自に集金するということが重要だ。これは階級の指導部建設である。これがガンガン進むと、一人でてんてこ舞いしているというのではなく、二人体制、三人体制にしていくという、いろいろな夢が広がる。今の機関紙財政をしっかりと見据えて、自分たちが全面的に展開していけるように飛躍していこう。
 1千万人と結びつき、10万人の機関紙読者網を建設する。これは革命の問題である。機関紙活動の前進は地区党の最大の課題である。地区党における機関紙活動の基軸性、読了運動、配布網、報告活動などの必死の努力である。機関紙担当者会議を定期的に開催することも重要だ。
 数人の人が総がかりで配布する。そのためには自分がしっかりと読んで、毎週の強調点や路線的な前進をつかんでから配布に行くことが必要だ。
 10万人読者網建設への挑戦は、複数の配布担当者の形成が鍵となる。10万読者網建設、1千万労働者人民との結合の中に現代革命の挑戦がある。だから、1千万労働者人民と結合する闘いは、プロレタリア革命の問題であり、非合法・非公然体制建設の闘いである。1千万労働者人民と結合することによってこそ、根底的な社会変革の力が生まれる。
 地区指導部・配布担当者が10万人を熟知することが党の大発展の道である。機関紙担当者が読者一人ひとりの生い立ちから何から全部熟知する。10万の人びとを対象化し熟知していったら、機関紙活動は飛躍的に前進する。これは、非合法・非公然体制建設や権力との闘いということに通じる問題である。
 さらに戦争と革命の時代において、機関紙を自衛隊内に持ち込んでいくことが決定的に重要である。横須賀を先頭にして、全国で反軍闘争を強化する。自衛隊は今、ものすごく揺れている。防衛大学でも任官拒否者が増えている。革命に向かっての目的意識性を持って、この闘いに取り組んでいこう。
 中期階級決戦、ロシア革命100年、『資本論』150年で武装して機関紙活動を圧倒的に強化しよう。ロシア革命勝利から徹底的に学んでいく。
 もう一つ突破したいことは、速やかな配布体制の建設である。今『前進』はだいたい翌日に届く。さらに細分化して一気に配布できるようにする。そのためには受任者網の建設が鍵となる。
 中期階級決戦を突破口にして、機関紙活動の本格的発展期を切り開く。10万人の読者網を建設するという時代に入っていく。まだ3分の1くらいしか頑張っていない。党全体が総決起すれば、一挙に1千部くらい拡大することも可能である。それは党派闘争に勝利し、主流派になり、労働組合の責任勢力になる闘いである。それを全力で転換的にかちとっていく。

機関紙活動強化し労組拠点つくろう

 いくつかの点を強調しておきたい。1点目は、全体の討論として、『前進』が自分の体の一部、分身になったことは決定的だ。自分の言いたいことを言ってくれている。その点が今までの機関紙担当者会議とは決定的に違ったところだ。
 2点目に、財政闘争と機関紙活動という問題について。『前進』の集金は『前進』で独立してやっていかなければならない。ほかの財政と込みで集めていたら必ずどこからか「ブラックホール」が現れる。『前進』の担当者がきちんと集める。それを地区委員会で集中する。同盟費はそれとは別に、細胞で集める。そういうふうに分けて、地区委員会で統一していく。そうすれば機関紙拡大闘争はもっと発展していく。
 機関紙財政は同盟費の上積みではない。同盟費の上積みのような形で集金している組織は、だいたい停滞している。機関紙財政と同盟費を分離して集める。そのことをもっとはっきりさせていく。
 「1千万人の労働者人民と結びつく」ということにもっとこだわって言うと、1千万人を獲得するということは、非合法・非公然体制の建設に圧倒的に協力してくれる人も、他党派も、普通のおじいさん・おばあさんも含む。そういう人びとを対象にして革命に向かって隊列を整える。
 3点目に配布活動について。A地区で闘いぬかれていることはものすごく重要だ。3人くらいが、朝に集まって『前進』の読み合わせをする。意志一致して解散して読者に配布し、また夕方に意志一致する。それを毎週、毎週やっている。それを毎週3方面でやっていくということをやって、それで内容をつくっていく。
 B地区では、『前進』を直接、手渡しできないところにはポスティングをしている。その時に「今週の『前進』はこの面が重要ですから」というメモを必ず入れる。それだけで読者はずいぶん助かる。そのためには朝の読み合わせをしている必要がある。
 財政活動が動き出したら、新しく『前進』の配布だけをする人を配置することだってできる。最低限の活動費を支給できたら、配布活動を担う同志を3人から5人にしていくというようなこともできる。そういう形で配布活動を圧倒的に強化していく。その上で、定期購読につなげていく。
 4点目として言いたいことは、ものすごい党派闘争、とりわけ日本共産党との党派闘争だということです。ものすごい接近戦になっている。国鉄闘争全国運動が呼びかけている「解雇撤回・JR復帰」を求める新署名に応じてくれる人の7割が日本共産党系です。『赤旗』を読んでいる。そのことは相当自覚しないといけない。京大4学生の処分撤回を求める署名でも、日本共産党系の人は多い。こうした状況に日本共産党は悲鳴を上げて、「こんな弾圧や処分は当然だ」というような声明をまた出してくると思う。そこまで至ったら勝利だ。
 動労総連合をしっかりと全国につくっていくということは、ものすごい党派性だ。動労総連合を定期的に宣伝するということは一つの力だ。動労総連合の闘いの前進について、わがことのように思って喜んで、宣伝・扇動していくことが重要だ。
 それから5点目として実行委員会がものすごく重要だ。8・6ヒロシマ大行動実行委員会が11月集会に参加することを決めた。
 3・11反原発福島行動実行委員会は文字通り闘う大統一戦線の結集体であり、ソビエトのような大統一戦線の元締めである。もっと8・6実行委員会や8・9実行委員会、3・11実行委員会のような会議を持つようにしよう。
 来年は1917年ロシア革命から100年。ロシア革命100年ということについては、われわれ以外には誰も言わなくなっている。大党派闘争である。
 来年は、中期階級決戦とロシア革命とゼネスト・革命路線が一体になる。非常にいい時代になってきた。この時代に革命をぶちぬく。そのためには今年の11・6全国労働者総決起集会の大成功がすべてであり、11・6の爆発をとおして実現していく。
 階級的労働運動の潮流が労働法制解体との闘いをとおして労組権力を取ったら、首都圏の労働運動は都労連も含めて一挙に塗り替わる。どこで風穴を開けるかが鍵になっている。すべての職場が戦場である。
 きょうの会議は、すべての機関紙担当者が、どうやって配布網をつくっていくか、どうやって10万の読者網をつくっていくか、どうやって1千万人を獲得していくかということについて真剣に考える出発点になったということをしっかりと確認したい。

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