警視庁の襲撃許さぬ 全学連は告訴・国賠で闘う
週刊『前進』02頁(2784号02面03)(2016/09/29)
警視庁の襲撃許さぬ
全学連は告訴・国賠で闘う
(写真 全学連大会の会場前で警視庁公安は学生たちに不当なテロ襲撃を行った)
全学連は9月21日、東京で記者会見を行い、9月1〜2日の全学連大会に対する警視庁公安部の組織的・計画的なテロ襲撃を徹底弾劾し、刑法の「特別公務員暴行陵虐罪」での告訴と国家賠償請求訴訟を行う方針を明らかにした。
警視庁公安部のテロ襲撃は絶対に許せない。全学連大会の参加者に対して、2日間にわたり会場入り口で集団で襲いかかり、殴る蹴るの暴行を行った。頭をけがしたり、足の爪をはがされたり、服を大きく破られた学生がいる。
まったく許せないことに、星隆夫ら公安1課の責任者が現場でこれを指揮して襲撃を行った。
これこそ安倍の戦争政治であり、全学連の闘いへの恐怖を示すものだ。全学連大会は、警察の襲撃への怒りをばねに、断固としてかちとられた。
国家暴力を恐れて沈黙したり屈服したら、それこそ戦争を許すことになる。怒りと反撃をたたきつけてこそ、集会・言論の権利を守り、戦争を阻止することができる。
警視庁のテロ襲撃弾劾の闘いは、京大の不当処分撤回と一体だ。絶対に勝利しよう。