２０１６年日誌　９月13日～19日
　米爆撃機Ｂ１、韓国上空を飛行／辺野古埋め立てで県敗訴

●米爆撃機、韓国上空を飛行　米太平洋軍は核兵器も搭載できる戦略爆撃機Ｂ１を韓国に派遣。ソウル近郊の在韓米軍烏山（オサン）空軍基地付近を韓国空軍Ｆ15戦闘機、在韓米軍Ｆ16戦闘機とともに低空飛行した。（13日）
●沖縄で米軍施設工事に自衛隊　沖縄県東村高江周辺で進められているヘリコプター着陸帯（ヘリパッド）の移設工事で、防衛省は工事に使用する車両を自衛隊のヘリで搬入した。（13日）
●独・農薬大手バイエルが米モンサントを買収　ドイツの医薬・農薬大手バイエルは米国の農業・種子メーカー大手モンサントを総額６６０億㌦で買収すると発表した。（14日）
●福島、小児甲状腺がん１７５人に　２０１１年の東京電力福島第一原発事故当時18歳以下だった約38万人を対象にした甲状腺検査で、甲状腺がん及び疑いは計１７５人になった。福島県の発表。（14日）
●民進代表に蓮舫　民進党代表選が投開票され、蓮舫代表代行が新代表に選ばれた。（15日）
●イスラエル軍事支援、米が調印　２０１８年から10年間、米国がイスラエルに３８０億㌦を軍事支援する覚書に両政府が調印した。（14日）
●「共謀罪」新法案見送り　政府・与党は「共謀罪」の要件を変えて「テロ等組織犯罪準備罪」を新設する法案を今臨時国会に提出しないことを、菅義偉官房長官が明らかにした。（16日）
●「駆けつけ警護」訓練開始　防衛省は次期派遣部隊が「駆けつけ警護」や、他国軍と一緒に宿営地を警備することについて、14日から実動訓練を始めたことを明らかにした。（16日）
●辺野古埋め立て、県敗訴　沖縄県名護市辺野古での米軍基地建設をめぐる裁判で、福岡高裁那覇支部（多見谷寿郎裁判長）は国の主張を認め、翁長雄志知事が埋め立て承認取り消しの撤回に応じないのは違法だとする判決を言い渡した。県は最高裁への上告を決めた。（16日）
●「働き方改革実現会議」のメンバー発表　安倍政権が立ち上げる働き方改革実現会議のメンバーが発表された。神津里季生・連合会長、榊原定征・経団連会長など24人。（16日）
●ＥＵ、英抜きの初会合　スロバキアで開かれた欧州連合（ＥＵ）の首脳会合は、雇用・経済対策などの工程表をつくることで一致したが、難民問題をめぐる亀裂は表面化した。（16日）　　●日英戦闘機が共同訓練へ　航空自衛隊は青森県の三沢基地で10月中旬〜11月上旬、空自戦闘機が英空軍戦闘機と共同訓練を行うと発表した。空自が国内を拠点に米軍以外と共同訓練をするのは初めて。（16日）
●日米韓、独自制裁へ連携　岸田文雄外相、ケリー米国務長官、ユンビョンセ韓国外相が米ニューヨークで会談。５回目の核実験を行った北朝鮮に対し、北朝鮮の収入源を制限する独自制裁を目指す共同声明を発表。（18日）
●安保関連法の成立から１年、各地でデモ　安保関連法の成立から１年。各地で抗議デモが行われ東京・国会前では約２万３千人が集まった。（19日）