2016年日誌 8月16日~22日 普天間、大規模補修へ/防衛省来年度予算、5.1兆円計上へ
2016年日誌 8月16日~22日
普天間、大規模補修へ/防衛省来年度予算、5.1兆円計上へ
●円高一時99円台 外国為替市場の円相場はニューヨーク市場で一時1㌦=99円台半ばまで円高が進んだ。6月24日のイギリスのEU(欧州連合)離脱以降、2度目の高値水準に。(16日)
●イージス艦3隻を韓国が導入方針 韓国政府は2020年代半ばから、迎撃ミサイル「SM3」の搭載が可能なイージス艦を導入する。韓国防衛事業庁が明らかにした。(17日)
●トルコで囚人3万8千人仮釈放へ政令 トルコ政府は、収監中の囚人のうち約3万8千人の仮釈放に道を開く政令を出した。治安当局は7月のクーデター未遂事件後、軍人や警官ら約1万8千人を逮捕した。逮捕者はさらに増える可能性が高く、収容場所を確保する狙いがあるとみられる。(17日)
●シリアで空爆を受けて救出された少年の映像に世界が衝撃 内戦が激しく続くシリア北部アレッポで、空爆で破壊された建物から救出された男の子の映像が公開された。映像では、救急車内の椅子に座ってぼうぜんと前を見つめ、左手で顔面に広がる血をぬぐう様子が映し出されている。(17日)
●普天間、大規模補修へ 政府は沖縄県宜野湾市の米軍普天間飛行場の大規模な補修工事を始めることを決めた。航空機の格納庫や米兵が住む隊舎など19施設が対象となる。(19日)
●防衛省、5・1兆円計上へ 防衛省は17年度予算案の概算要求で、過去最大の5兆1685億円を計上する方針を固めた。5年連続の要求増で、5兆円を超えるのは3年連続。(19日)
●原発で被曝、白血病に労災認定 厚生労働省は、福島第一原発事故後の作業従事者の白血病を被曝による労災と認定したと発表した。原発事故後では2人目の認定。累積の被曝線量は54・4㍉シーベルトだった。(19日)
●「核禁止論議を国連へ」報告書採択、日本は棄権 スイス・ジュネーブで開かれていた国連核軍縮作業部会が、核兵器禁止条約の締結交渉を来年中に始めるよう国連総会に勧告する報告書を賛成多数で採択した。日本は投票を棄権。(19日)
●脱原発テント、強制撤去 東京・霞が関の経済産業省の敷地に市民グループが設置していた「脱原発テント」が、東京地裁の執行官によって午前4時前に強制撤去された。(21日)
●リオ五輪閉幕 オリンピック競技会リオデジャネイロ大会が閉幕。閉会式に日本の安倍首相と小池都知事が登場し4年後の東京をアピール。(21日)
●ジブチ拠点使い、邦人退避を訓練 防衛省はアフリカ東部・ジブチの自衛隊の拠点を使い、海外で治安情勢が悪化した時に邦人を国外退避させる訓練を23日から行うと発表した。(22日)
●菅官房長官が天皇の生前退位へ対応を表明 菅義偉官房長官は記者会見で、天皇が生前退位の気持ちを表明したことについて、政府の対応を検討していく考えを示した。(22日)
●米韓合同軍事演習はじまる 米韓合同軍事演習「ウルチフリーダムガーディアン」が韓国各地で始まった。9月2日まで行われ韓国軍約5万人、米軍は約2万5千人が参加する。(22日)