学生集会 処分撤回・京大ストへ 今秋3大決戦方針で闘う
週刊『前進』04頁(2771号03面04)(2016/08/15)
学生集会
処分撤回・京大ストへ
今秋3大決戦方針で闘う
8月5日、広島市の東区民文化センターで全国学生交流集会を行いました(写真)。冒頭、司会の学生が「8月3日発足の第3次安倍再改造内閣で稲田朋美が防衛相に入閣した。安倍と稲田を徹底弾劾し打倒しよう」とアピールしました。
全学連の斎藤郁真委員長が基調提起を行いました。斎藤委員長は7月26日に起きた相模原殺傷事件に触れ、「この事件は介護規制や社会保障切り捨て政策の中で起きた。『生産性のない者に生きる価値はない』という資本主義社会の現実が生み出した事件だ。この新自由主義・資本主義こそ終わりにしなければならない」と訴えました。そして「労働者階級の荒々しい力の復権と、それを支える共同性・団結で資本主義を打倒することこそ、この事件への根本的回答だ。京大4学生の無期停学処分を撤回させ、再びの京大ストに打って出る団結をつくろう!」と呼びかけました。
続いて、広島大学学生自治会の森田寛隆委員長がアピールし、京都大学反戦バリストで無期停学処分を受けた京大同学会の作部羊平委員長、阿津良輔書記長、大森靖之君、高田暁典君が戦闘宣言。そして全学連の坂野陽平書記長が全学連大会の大結集に向けた1カ月決戦を訴え、法政大学文化連盟の武田雄飛丸委員長、沖縄大学学生自治会の赤嶺知晃委員長が決意を述べました。初参加の学生の「内乱・蜂起・革命をやろう!」という訴えにも全参加者が奮い立ちました。
最後に、9月1〜2日の全学連大会の成功、8・25京都市内デモ―10・3京大開講日全国集会への総決起、11月国際共同行動という夏秋の3大決戦方針を確認しました。
(全学連・F)