青年集会 11月共同行動へ団結 民主労総が連帯あいさつ
週刊『前進』04頁(2771号03面03)(2016/08/15)
青年集会
11月共同行動へ団結
民主労総が連帯あいさつ
「オキナワとヒロシマを結ぶ全国青年労働者交流集会」が8月5日、広島市東区民文化センターで開かれた(写真)。200人が参加し、11月全世界共同行動へ総決起することを誓い合った。
主催者あいさつを広島連帯ユニオン草津病院支部が行い、「青年労働者を相模原事件に駆り立てる新自由主義に未来はない。99%が団結して1%を倒し、人間社会が本来もつ共同性を奪い返そう」と訴えた。
連帯あいさつでは、民主労総ソンソ工団労組のキムヒジョンさんが「パククネ政権がハンサンギュン委員長を拘束してもゼネストをとめることはできない。資本主義撤廃のため、万国の青年労働者は団結しよう!」と呼びかけた。
基調報告は大阪市職の赤田由行さん。「参院選や拠点建設の闘いでゼネストのイメージをつかんだ。18年に向けて解雇・非正規職化が始まっている。私たちはこの日のために旗を振り続けてきた。闘えば勝てることに確信を持ち、無数の青年とともに11月全世界共同行動に立とう」
相模原事件を受け、医療・福祉現場から東京武蔵野病院精研労組と徳島医療福祉労組の原祥吾書記長が発言に立った。
続いて動労総連合の青年が登壇。ストライキを決行中の動労西日本を先頭に動労千葉、動労水戸、動労神奈川、動労東京が意気軒高と闘いの報告と決意を表明した。
各産別のアピールでは、下水道民間委託を阻止した奈良市従の勝利報告を始め、拠点建設への決意を次々と述べた。
最後に全国労組交流センターの赤羽進彦青年部長が「戦争と正社員ゼロ化に絶対反対で闘い、すべての怒りを11月に集めよう」とまとめた。