団結ひろば 投稿コーナー

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週刊『前進』04頁(2761号04面05)(2016/07/04)


団結ひろば 投稿コーナー

パワハラ・解雇策動に会社包囲デモで反撃
 群馬合同労働組合エム・エス・ジー分会 T

 私が働く群馬県太田市にあるエム・エス・ジー/村山製作所は、食品用トレーの製作と販売を行っています。
 私は、昨年6月に親会社から来たA部長からのパワハラでそううつ病になり、弁護士を入れて慰謝料請求・未払い賃金請求をしたところ、さらにパワハラがひどくなり、報復目的の配置転換、始末書の強要などの攻撃を受けました。
 団体交渉、ビラまきなどで攻撃のすべて阻止をしました。しかし、追いつめられた会社はビラまきとほかの合理性のない理由で懲戒処分、減給、始末書を提出しなければ懲戒解雇を通告するなどの追い込みをしてきました。
 これに対して5月26日、15人の組合の仲間で会社を包囲するデモを行いました。社長も、まさかデモまでやるとは思っていなかったと思います。労働者と組合をなめていたのでしょう。
 デモが終わってからの社内の反応ですが、社長に取り入っている社員が中心になって私を辞めさせる署名活動をしたみたいですが、いまだに解雇されずに会社に残っています。パワハラや差別を受けている多くの社員は言葉では言いませんが、接する態度で良くやってくれたというふうに感じます。多くの社員は会社からの報復を恐れて長年我慢をしているのです。
 デモを行ったことで、会社の理不尽なことに我慢している社員に戦う勇気と希望を与えることができたと思います。
 今後も非人道的な扱いをする社長を追い込み、社畜教育されている仲間が声をあげられる職場環境にしたいと思います。

6・19沖縄県民大会に参加し組織化の決意
 福岡  糸野 博

 6月19日、6万5千人が集まった「元海兵隊員による残虐な蛮行を糾弾! 被害者を追悼し、沖縄から海兵隊の撤退を求める県民大会」に熊本の仲間と参加しました。
 戦後70年以上たっても「基地の中にある沖縄」の現実は変わりません。オバマや安倍が何度綱紀粛正(こうきしゅくせい)や「基地の縮小」を唱えても、変わらない現実。繰り返される米軍の犯罪。怒りと悔しさがこみ上げてきます。抗議集会に熊本の仲間と一緒に行くことがすぐ決まりました。
 当日、午前10時30分過ぎ、奥武山公園入口に沖縄労組交流センターの仲間と集まりました。沖縄大学自治会の赤嶺委員長、IJBS労組の富田委員長の若い闘士が集会参加者に力強くストライキ、革命を訴える中、「『前進』です」「ストライキで基地をなくそう!」と声掛けし、次から次へと『前進』を手渡し、1万部は集会開始30分前にはなくなってしまいました。
 被害者の遺族からのメッセージが読み上げられました。「次の被害者を出さないためにも全基地撤去。辺野古新基地建設に反対。県民が一つになれば可能だと思っています」と「全基地撤去」を全身全霊で訴えるメッセージでした。
 集会終了後、奥武山公園駅で「今から私たちと一緒に、怒りのデモに打って出よう!」と参加者に訴えると、参加者から拍手が起こりました。沖縄労組交流センター、福岡県労組交流センター、沖縄大学自治会、百万人署名運動・熊本連絡会(準)の旗を林立させ、デモは力強く那覇市内へ繰り出しました。「基地撤去!」「ゼネストで闘おう!」とアピールしながら沖縄県庁まで権力の妨害をはねのけ、デモを貫徹しました。
 職場の仲間数人に「沖縄県民大会に参加してきた」と、『前進』と『琉球新報』号外とお土産を渡しながら話しました。「行かれたのですか」「お疲れ様でした」「考えさせられます」などの感想があり、さらに職場を組織化しようと決意しました。

星野絵画展を力に労組拠点建設が前進
 大阪・星野文昭さんを取り戻す会 西森 圭

 6月3〜11日、「吹田・高槻・茨木 星野文昭絵画展」を行いました。
 吹田市教組(日教組)の組合大会の会場で行った星野絵画展では、大会に参加したある分会の8人全員が絵画展に参加してくれました。月1回分会会議を行い、討論して必要なら校長交渉を行い、職場支配権の確立めざして職場闘争を闘ってきたからできたものです。
 また、高槻医療福祉労働組合では、星野絵画展を昨年に続いて組合事務所で開催しました。若い労働者の解雇撤回闘争を闘う中で多くの労働者が参加してくれ、その中から組合執行部の闘いを一緒に手伝いたいという労働者も出ています。参加者は182人でした。
 朝鮮侵略戦争が超切迫している中で、労働法制改悪絶対反対・非正規職撤廃、ゼネストと国際連帯で戦争を止める闘いが求められています。
 70年安保・沖縄決戦の地平を守り続けている星野さんの存在と闘いは、多くの人を社会を変え、自己を解放する闘いへと獲得しています。
 この地平を根底に貫きながら、朝鮮侵略戦争を阻止するゼネストから、労働者が主人公の社会を実現する闘いを中心になって闘う拠点建設を、星野絵画展は担っています。
 ゼネストを実現して星野さんを奪還しましょう。7月、鈴木選挙闘争に勝利して、9・4徳島刑務所包囲闘争に総決起しましょう。

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