星野同志のメッセージ(抜粋)  全世界のゼネストと一体で全証拠開示、再審、解放を!

週刊『前進』04頁(2759号04面02)(2016/06/27)


星野同志のメッセージ(抜粋)
  全世界のゼネストと一体で全証拠開示、再審、解放を!


 1%のために99%のすべてを、戦争・搾取によって奪い尽くそうとすることに対して怒り、闘いが全世界に満ちています。
 資本・富裕層が世界のGDPの3分の1にあたる35兆㌦=3700兆円をタックスヘイブンに隠匿・蓄積し、また「上位60人」が「下位36億人」と同じ資産を蓄積していることに象徴されるように、資本が巨大な過剰資本となって、大恐慌を生み、それが資本間・国家間の金もうけと生き残りをかけた争闘戦にどんな破滅的リスクがあろうと突き進み、全世界の労働者人民に戦争と失業、低賃金、貧困、飢餓、生きられない現実をどこまでも強いる以外になくなっています。
 資本主義そのものが存在することの正当性を完全に失っています。
    ◇
 人間の生命活動そのものであり、かつ、全生命力がそれなしに成り立たない人間労働を奪い返し、それを発展することによって人間的共同性も全生命活動も全面的に発展します。
 人間労働の担い手である労働者は、資本・権力に団結し立ちあがり、あらゆる攻撃と闘うことを通して、団結を拡大発展し、ついにゼネスト・総決起で打倒し、人間労働を奪い返し、人間的共同性に満ち満ちた誰もが人間らしく生きられる人間本来の社会を発展させる力をもっているのです。
 動労総連合を軸とする国鉄闘争と階級的労働運動、反原発、改憲・戦争阻止の闘い、国際連帯の闘いはこれを体現し、実現する闘いです。
 星野闘争も、この闘いへの最も鋭い弾圧と闘い勝利を開くことによって、この闘いを最もよく体現し発展しています。
    ◇
 沖縄における米軍属の女性殺害事件は、沖縄の労働者人民に基地とともに戦争そのものを強いている。安倍は、安保戦争法のもとで、辺野古新基地・戦場の島を強い続けようとしている、その現実を私たちに突きつけています。71年11・14を引き継ぎ、沖縄の怒り・闘いと一つに、何としても辺野古基地阻止・全基地撤去をかちとること、国境をこえて労働者人民の団結した闘いによって自国政府・支配階級を倒し、戦争・基地のない、搾取・貧困のない社会を実現しましょう。
 そして、今こそ、戦争・基地に反対し立ちあがった私への無期、41年投獄に一歩も引かず、誰もが人間らしく生きられる社会を実現するために闘う星野闘争を、沖縄、全国、全世界で希望となり未来を開く闘いとして発展させ、ゼネスト決起と一体に、全証拠開示、再審、解放をかちとりましょう。
 鈴木たつお弁護団長の参院選闘争の勝利をかちとることによって、その闘いの爆発的な発展をかちとりましょう。
このエントリーをはてなブックマークに追加