鈴木たつおさんを推薦します 改憲阻止・安倍打倒へ闘う 69年4・28沖縄闘争破防法扇動罪元被告 藤原慶久
週刊『前進』02頁(2758号02面02)(2016/06/23)
鈴木たつおさんを推薦します
改憲阻止・安倍打倒へ闘う
69年4・28沖縄闘争破防法扇動罪元被告 藤原慶久
「日本死ね!」という若い一人の女性・母親の切実な叫びは、何十万、何百万の労働者民衆の叫びです。労働者民衆は、生きることのできない現実を強制する1%の資本家階級と国家・政府に腹の底から怒り、安倍の改憲・戦争・貧困の政治に怒りを爆発させています。膨大な労働者人民が、社会の根底的変革を求めて闘いに決起しています。1300万都民は舛添を打倒し、140万沖縄県民は全島ゼネストへ突き進んでいます。
連合の分裂、体制内労働運動の瓦解(がかい)が始まる中で、動労東京が結成され、動労千葉を中心に、階級的労働運動が「労働の奪還」を掲げ、全国の労働者階級の闘いに全責任をとる主流派・ナショナルセンターとして登場する時代が到来しました。
参院選の安倍との攻防の焦点は改憲です。安倍は憲法停止の「緊急事態条項」を打ち出し、改憲に突進しています。参院選で安倍の改憲・戦争攻撃を粉砕し、安倍を打倒しなければなりません。
スターリン主義日本共産党を始め全政党が労働者の闘いに敵対し、抑圧する存在です。労働者階級の立場を貫き、労働者人民の先頭で闘う、新しい労働者の党が求められています。私たち自身の手で新しい労働者の党をつくりましょう。韓国・民主労総などの世界の闘う労働者との国際連帯で、新たなインターナショナルを創成しましょう。
70年決戦は、62年3全総以来、あらゆる産別に労働組合の拠点を営々と築いてきた労働者同志・反戦派労働者によって担われ、数万数十万の労働者人民の大衆的実力闘争として爆発しました。今、動労千葉を中心に闘う労働組合をよみがえらせ、職場と地域に拠点をつくる闘いが猛然と前進しています。新しい労働者党の建設の闘いは、これと一体です。
鈴木たつおさんは、全国反戦青年委員会の代表世話人として、中野洋千葉県反戦青年委員会議長とともに、反戦派労働者の70年闘争を主導し、また日放労(NHK労組)長崎分会の委員長として、68年米原子力空母エンタープライズ寄港阻止佐世保闘争を闘うなど、労働組合の闘いを戦闘的に牽引(けんいん)した豊かな経験を持つ指導者です。新しい労働者の党を建設しようと呼びかける鈴木たつおさんとともに参院選に勝利しましょう。
私は、60年安保闘争を最先頭で闘った者として、また70年安保・沖縄闘争、国鉄決戦・三里塚決戦、二重対峙・対カクマル戦を闘い、破防法弾圧に勝利した革共同の指導部の一員として、参院選の先頭で闘う青年労働者・学生の皆さんとともに、鈴木たつお候補を推し立てて闘い、改憲粉砕・安倍打倒、新しい労働者党の建設に全力で決起します。
(60年安保1・16羽田闘争被告、4・26国会闘争被告、69年東京地区反戦青年委員会代表世話人)