２０１6年日誌　6月7日～13日
　女性殺害事件、米軍属を再逮捕／福島・葛尾村の避難指示解除

●クリントン前国務長官、勝利宣言　米大統領選で民主党は、カリフォルニア州など６州で予備選・党員集会を実施した。クリントン前国務長官は代議員総数の過半数を確保し、勝利を宣言した。（７日）
●浜岡５号機、再稼働申請へ　中部電力の勝野哲社長は、東日本大震災後の停止時に原子炉に大量の海水が入った浜岡原子力発電所（静岡県御前崎市）の５号機について、原子力規制委員会に対し再稼働に必要な申請をする方針を明言した。（７日）
●東芝子会社、原発６機受注へ　米国とインドは首脳会談で、東芝の米原発子会社ウェスチングハウス（ＷＨ）の原発６基をインドに建設することで基本合意した。正式に決まれば、東芝グループとしては福島原発事故後、初となる。（７日）
●福岡で裁判員４人が辞任　福岡地裁小倉支部であった殺人未遂事件の裁判員裁判をめぐり、４人の裁判員から辞任の申し出があったことを受けて、同支部は解任を決定した。（７日）
●三菱東京ＵＦＪ銀行、国債入札の特別資格返上検討　三菱東京ＵＦＪ銀行が国債の入札に特別な条件で参加できる資格を国に返す方向で検討していることがわかった。国債の主要な買い手である日本のメガバンクが資格を返すのは初めて。（８日）
●接続水域航行、ＮＳＣで対応検討　政府は中国海軍の艦艇１隻が尖閣諸島の接続水域に入ったと発表。外務省の斎木昭隆事務次官が午前２時ごろ、程永華駐日中国大使を同省に呼び出し抗議するとともに、政府は首相官邸で国家安全保障会議（ＮＳＣ）を開催した。（９日）
●元米兵の軍属を再逮捕　沖縄県うるま市の20歳女性が遺体で見つかった事件で、県警は米国籍の元海兵隊員で米軍属の容疑者を殺人と強姦（ごうかん）致死容疑で再逮捕した。（９日）
●日米印共同訓練、中国を意識　米海軍佐世保基地（長崎県佐世保市）で始まった日・米・インドの共同訓練「マラバール」の記者会見で、インド海軍東部艦隊司令官が「（中国関連で）何か非常事態が起きても対処できるようにするのが訓練の目的の一つ」と発言。中国の動きを強く意識した訓練であることを示唆した。（10日）
●三菱東京ＵＦＪ銀行、来秋仮想通貨発行　三菱東京ＵＦＪ銀行は、独自に開発中の仮想通貨「ＭＵＦＧコイン」を来秋、一般の利用者向けに発行する。大手行が仮想通貨を一般向けに発行するのは世界で初めて。（10日）
●葛尾村の避難指示解除　東京電力福島第一原子力発電所で全村避難した福島県葛尾（かつらお）村の避難指示について、政府は村の９割強の世帯を対象に解除した。今後、帰還困難区域を除くすべての避難指示を来年３月までに相次いで解除する。（12日）
●米で銃乱射、49人死亡　米フロリダ州オーランドのナイトクラブで、男が銃を乱射し49人が死亡、53人が負傷、男は警察に殺害された。男は「イスラム国」（ＩＳ）に忠誠を誓っていたとされる。（12日）