鈴木たつお弁護士が立候補会見 安倍・舛添の腐った政治を労働者の力で打ち倒そう! 沖縄の怒りをゼネスト‒基地撤去へ
鈴木たつお弁護士が立候補会見
安倍・舛添の腐った政治を労働者の力で打ち倒そう!
沖縄の怒りをゼネスト‒基地撤去へ
鈴木たつお弁護士が5月19日、都庁で記者会見を行い、参議院選挙での主張と政策を明らかにした。会見には本紙を含む10社が集まった。鈴木弁護士は確信に満ちた表情で自らの政策と立候補への気概を語った。戦争・改憲に絶対反対し、貧困・非正規労働と闘う「新しい労働者の政党をつくろう」を掲げた「魅力的で衝撃的な候補」がマスコミの壁を打ち破ってついに登場した。既存の全政党を打ち破る時代の到来だ。推薦者は5月18日現在で562の団体・個人が集まっている。さらに何倍にも広げよう。6〜7月選挙決戦勝利へ全力で立ち上がろう。
新しい労働者の政党を
「憲法と人権の日弁連をめざす会」代表の高山俊吉弁護士が進行役を務めた。高山弁護士は、「かつてない大不況と、戦争・改憲の危険が迫り、政治家と資本家の腐敗、堕落を眼前にしている。鈴木たつお弁護士の立候補はこの状況を『無争点選挙』と描き出そうとしている者たちへの正面からの挑戦です。魅力的で衝撃的な候補が躍り出た」と述べた。
鈴木たつお弁護士は次のように切り出した。
「私が最大の力を入れて訴えたいことは、『新しい労働者の政党をつくろう!』ということです。自民党、公明党は憲法改悪派であり一般的にも労働者や人びとの味方ではないことがはっきりしていますが、民進党、共産党まで含めて人びとの代表たる政党ではない。新しい労働者の政党をつくらなければならない。今こそその時だ」
続いて、川内原発いますぐ止めろ!/改憲・戦争絶対反対/派遣法撤廃、非正規なくせのスローガンにまとめられた政策を明らかにした。
九州電力川内原発について、「NHKの籾井会長が『公式発表以外、人びとに不安を与える報道をしてはならない』と報道管制を行っている。規制委員会や環境大臣は口をそろえて止める必要がないと言っている。規制基準そのものが、自然災害の大きさを直視していない。福島の教訓から言っても、川内原発をすぐに止めなければならない」と語気を強めた。
戦争・改憲に絶対反対
さらに、「『改憲と戦争に絶対反対』が私の政策の中心です」とした上で、「自衛のため」と称する戦争に賛成した日本共産党について次のように述べた。
「戦争法案が強行採決されたその日に、共産党の志位委員長は『主権侵害には安保条約第5条に基づいて対処する』と言明した。かつてのアジア太平洋戦争を始め、すべての戦争は『主権侵害』や『自衛のため』と称して行われてきた。『自衛』と称する戦争を認めることが、実際にはすべての戦争を容認し積極的に協力することを意味することは歴史的にも明らかです」
「『自衛戦争ならいい』という共産党を含むすべての政党は、安保・戦争法案に反対して立ち上がった1千万人の人びとの声を反映したものではありません。私は改憲と戦争に絶対反対です」
次に、「派遣法撤廃、非正規なくせ」について、「貧困が極限にまで達しつつある。最大の要因に、非正規労働者、その低賃金、長時間労働、無権利状態がある。国鉄分割・民営化と同時期につくられた労働者派遣法がそのてことなった。外注化・民営化が安全を崩壊させている。『派遣法撤廃、非正規労働をなくせ』が私の大きな主張の柱です」と提起した。
労働組合と国際連帯で
最後に、「多くの人びとがこの安倍の政治を断ち切るにはどうしたらいいかと考えている。私は、安倍を倒す力は労働組合運動の再生にあると考えます」と断言した。
そして、「もう一つは労働者の国際的な連帯です」と述べ、「韓国・民主労総がパククネ打倒へゼネストに立ち上がっている。安倍政権が想定しているのは朝鮮侵略戦争への参戦にほかならない」と強調し、「それぞれの国の労働者民衆を対立させて殺し殺させようとする政府を倒すことが戦争を阻止する最もリアルで具体的な道です」と力を込めて提起した。
記者会見には、高山弁護士のほか、衆院選が同時に行われる場合、東京8区で立候補予定の斎藤いくま全学連委員長、北島邦彦・元杉並区議(東京西部ユニオン副委員長)、選挙対策本部の鎌田雅志さんが同席した。
舛添東京都知事に労働者人民の怒りが爆発している。舛添、安倍の腐った政治を労働者の力で打ち倒そう。その最大の力は7月参院選で鈴木たつお弁護士の必勝をかちとることだ。
伊勢志摩サミット、安倍・オバマの広島訪問をヒロシマと全国の労働者人民の怒りで粉砕し、労働運動の再生をめざして6・5国鉄闘争全国運動集会への大結集をかちとろう。6〜7月選挙決戦に総決起し勝利しよう。