迎賓館横田爆取弾圧 下獄激励会で団結 3同志 不屈の闘争宣言
週刊『前進』02頁(2742号02面03)(2016/04/21)
迎賓館横田爆取弾圧
下獄激励会で団結
3同志 不屈の闘争宣言
(写真 〝勝利者として行き、帰ってくる〟獄中での健康と革命勝利を誓い合い乾杯する左から板垣宏同志、十亀弘史同志、須賀武敏同志と天田三紀夫革共同書記長)
4月14日夜、爆取(爆発物取締罰則)弾圧と闘う3同志の下獄激励会が東京の前進社で90人の参加で開かれた。
須賀武敏、十亀(そがめ)弘史、板垣宏の3同志は、迎賓館・横田ロケット弾戦闘(1986年)のデッチあげ弾圧裁判の不当判決でまもなく下獄する。3同志は無実だ。17年かけた一審無罪判決を、日帝はたった1回の控訴審で破棄し、差し戻し審で逆転有罪判決を行い、最高裁が上告を棄却した。裁判の体裁さえかなぐり捨てた、むちゃくちゃな政治弾圧だ。16年間に及ぶ未決勾留の上に、権力は須賀同志をさらに8年3カ月、十亀同志、板垣同志を4年7カ月も投獄しようとしている。絶対に許せない。
冒頭、司会の同志から断固、再審闘争を闘う方針と決意が表明された。
初めに天田三紀夫革共同書記長があいさつし、「3同志が切り開いてきた地平を、継承し発展させる時だ。7月選挙闘争に絶対勝利し、国際連帯の闘いを発展させ、再会するときはゼネスト―革命情勢の中で3同志を迎えたい」と語った。
1960年代以来、3同志とともに闘って来た同志や前進社の同志、階級的労働運動を職場で闘う労働者、学生が連帯発言を行い、会場は笑顔と熱気に包まれた。
3時間の集会の最後に3同志があいさつに立った。板垣同志は「勝利者として獄に行き、勝利者として帰ってくる」「爆取攻撃に全党派が屈服したが、唯一われわれだけが勝利した。武装闘争何が悪い、権力はミサイルとかあらゆる兵器で人民を殺している、どっちが悪いんだ、と闘った」「団結の力で勝ち抜いて、敵権力を打ち倒して、われわれの社会を築こう」と呼びかけた。
十亀同志は、獄外にいた15年間を振り返って若い人たちの力ある登場を実感していると述べ、「青年労働者と学生の同志はみんなの心に響く言葉を発している。百人、千人を獲得できる力を持っている。むちゃくちゃうれしい」と語った。そして、「獄から出てきた時には晴れやかに革命を指導している星野文昭さんがそこにいることを確信している」「ともに勝利しましょう!」と結んだ。
須賀同志は、帝国主義に対する激しい怒りと気迫をこめて、決意を語った。「実感していることは、革共同は激動期、転換期、弾圧に強いことです。本格的な戦争と革命の時代に、労働者階級の階級的力をつくりあげよう」と訴えた。
明るさと勝利感があふれ、3同志の決意と気迫に全同志が励まされた下獄激励会だった。
3同志、下獄中の福嶋昌男同志、獄中41年の星野同志と固く団結して極悪の日帝を打倒し、革命に絶対勝利しよう。