7月選挙戦勝利へ!総決起集会 基調報告 朝鮮戦争をプロレタリア革命へ 7月選挙で階級的労働運動の本格的発展をかちとろう 高原洋三
7月選挙戦勝利へ!総決起集会 基調報告
朝鮮戦争をプロレタリア革命へ
7月選挙で階級的労働運動の本格的発展をかちとろう
高原洋三
7月選挙決戦勝利へ向けた総決起集会が4月3日、東京都内で開かれた。集会では革共同の高原洋三同志が基調報告を行い、鈴木たつお弁護士、斎藤いくま全学連委員長らが「新しい労働者の政党をつくろう」と熱烈に呼びかけた。いよいよ世界革命をたぐり寄せる7月選挙闘争が始まった。高原同志の基調報告を掲載します。(編集局)
3月闘争の勝利を踏み固め選挙決戦に突入を
いよいよわれわれは、3月決戦の大勝利の地平を踏み固めて、4〜7月選挙決戦に突入します。本当に澄みきった、力強い、われわれの中から湧き起こるこの力を、きょうこの場で猛然たる団結に変え、そしてさらに力に変え、4〜7月決戦に突入しようではありませんか。
4〜7月決戦とは何か。朝鮮侵略戦争・世界戦争情勢に対して、プロレタリア世界革命を現実に引き寄せる闘いが7月選挙決戦です。
安倍は戦争へ向かって突進するとともに、戦争するためにこそ全労働者を非正規職化し、徹底的に搾取と貧困のどん底に突き落とそうとしている。だが、戦争の切迫する今日という時代は絶望の時代ではない。今こそ労働者階級は、戦争をプロレタリア世界革命に転化し、希望と光と展望に変えて闘うということではないでしょうか。
戦争めぐる巨大な分岐と激突が
いまひとつ確認しなければならないのは、レーニンが『第2インターナショナルの崩壊』で、「戦争はあらゆる恐怖と窮乏とを伴うにせよ、人類の諸制度の中にある多くの腐敗したもの、老衰したもの、死滅したものを容赦なく暴き出し、暴露し、破壊することによって多かれ少なかれ大きな利益をもたらす」と言っていることです。
今、その渦中に全政治勢力、全党派、全潮流がたたき込まれています。戦争を前にして、安倍はあらゆるところから腐敗、腐臭を漂わせ、死滅しつつあるではないか。同時に、日本共産党スターリン主義は京大ストを「犯罪」とまで言いなし、戦争翼賛の最先兵になっている。戦争への態度をめぐって今、巨大な分岐と激突、そして大党派闘争、大党派選択が巻き起こっている。7月選挙決戦はまさにそういう決戦です。
戦争情勢こそ新しい時代、すなわちゼネストと世界革命の始まりです。3月決戦の勝利は、この主体が誰なのかを鮮やかに指し示した。それは青年・学生であり、労働者階級です。この戦争と革命の時代の真の変革主体の歴史的登場をやり遂げ、われわれは100万人、1千万人と結合しながら4〜7月決戦に突入したいと思います。
爆取弾圧3同志の闘いとともに
本日ともに確認したいのは、3月決戦の歴史的地平に迎賓館・横田爆取デッチあげ弾圧の3同志の存在と闘いがあるということです。3同志は星野文昭同志とともに、革共同と労働者階級人民の誇りである。本当にすばらしい世界革命の戦士であり、指導部であります。日帝支配階級はこの存在に日々震え上がっている。この存在そのものがプロレタリア革命運動を前進させる。3同志とともに、3同志を先頭に4〜7月決戦に突入しようではありませんか。
朝鮮侵略戦争で核戦争態勢発動
朝鮮侵略戦争は発動寸前です。3月31日から4月1日にかけてアメリカのワシントンで開かれた核安保サミットで、日米韓、および日韓首脳会談が行われた。そこで安倍は「日米韓の安保協力を目に見える形で具体的に進める」と言い放った。これは朝鮮侵略戦争への参戦以外の何ものでもない。
われわれは、朝鮮侵略戦争、あるいは現代の帝国主義戦争がどういうものであるかをはっきりさせなければならない。ひとつは核戦争です。日帝・安倍は核戦争態勢としての朝鮮侵略戦争に突入しようとしている。米大統領予備選挙の共和党候補者ドナルド・トランプがなぜ「日本は核武装してもいい」と言うのか。アメリカは日本を核武装国家として見ているからです。さらには、内閣法制局長官の横畠裕介は「核武装・核兵器使用は合憲である」と言った。まさに朝鮮侵略戦争は核戦争です。
朝鮮侵略戦争と完全に一体のものとして、安保戦争法が3月29日に施行されました。現代の帝国主義戦争は核戦争であると同時に、革命の圧殺であり、労働者階級の闘いの圧殺であることをはっきりさせなければならない。安保戦争法の施行は日本の労働者階級と日帝・安倍との階級戦争の始まりです。最大の攻防は、労働者階級の戦時徴用、反戦闘争弾圧、報道管制、そして労働組合圧殺攻撃との闘いです。しかしわれわれは今、京都大学反戦スト弾圧粉砕の勝利とともに、国鉄決戦をわが手に握りしめている。この国鉄決戦をもって、われわれはこの戦争情勢との最先端の攻防に躍り出ようではありませんか。
新たなインターナショナルの芽
核安保サミットの渦中のアメリカ・シカゴで、アメリカRWU(鉄道労働者統一委員会)の大会とレイバーノーツの集会に日韓中の鉄道労働者が参加しています。動労千葉争議団の中村仁さんが参加している。これはすごいことです。戦争前夜に鉄道労働者がインターナショナルの大会を開いている。全世界のインターナショナルの合図にほかなりません。戦争と革命の時代とは国際連帯の時代です。
全世界ですごい闘いが起こっている。フランスでは、3月初めの50万人決起を超えて、労働法制改悪粉砕を叫ぶさらなるゼネストが爆発している。この間のオランド政権による「非常事態宣言」下で、フランスの労働者階級は戦争体制に対して学生とともに立ち上がっている。本当に全世界がひとつになってきた。ブラジル全土の360万人の決起はオリンピックを直撃している。これは2020年東京オリンピックをも直撃する。われわれは東京オリンピックを労働者階級の闘いでぶっ飛ばす展望をインターナショナルな闘いで切り開いています。
大恐慌が世界戦争に転化する
今、世界大恐慌は果てしなく激化しています。アメリカ、中国、ヨーロッパ、何よりも日本においては、日銀のマイナス金利導入のもとで、アベノミクスが全面崩壊に陥っている。
このすべてを規定しているのは、資本主義の根本矛盾である労働力商品化と剰余価値の無限の増殖運動であり、この運動に根ざした過剰資本・過剰生産力の問題です。この過剰資本・過剰生産力が労働者階級に対して低賃金、失業状態、大失業をもたらしている。つまり世界大恐慌の進行の核心には労働の問題がある。
この世界大恐慌が根源的に意味するものは何か。それは帝国主義が帝国主義である限り、資本主義が資本主義である限り、世界大恐慌からの脱出は絶対にできないと同時に、世界戦争が不可避であるということです。それはプロレタリアートによる世界革命以外にいかなる解決もない時代に突入したということです。われわれは今、「労働の奪還」論を路線的飛躍の課題として確認しています。資本の鉄鎖から労働と団結を奪還する。そして労働者自らと全人間を解放する労働者階級こそが世界史に新たに登場する。これが7月決戦です。
京大弾圧粉砕・動労千葉の勝利を全国に広げて
3月決戦の勝利についてあらためて確認したいと思います。
京大スト弾圧に対して、昨年の「街」弾圧を粉砕した地平にかけて、「力勝負」でうち勝ちました。昨年9月の安保国会決戦で爆発した、戦後階級闘争に営々と脈打ってきた日本労働者階級人民の絶対不屈の階級意志が、この弾圧粉砕によってさらに巨大に階級的にうち固められています。
日本共産党は戦争推進勢力だ
7月決戦に向かう核心は、この労働者人民の先頭に青年・学生が立ち、ゼネストから革命を切り開く階級的指導部を、階級的力関係の転換の中からつくり出していくことです。すなわち100万人―1千万人と結合した拠点建設、階級の指導部建設、そして組織拡大をもって日本階級闘争を大きく塗り変えていることに、京大弾圧粉砕の勝利の核心があります。
もうひとつ、京大弾圧粉砕闘争の中で、断末魔の危機にある日帝・安倍を支えているのは日本共産党スターリン主義であることが暴かれた。「反戦ストは犯罪」と言う日本共産党はまさに戦争翼賛勢力だ。この日本共産党の犯罪性をつかんで離さず、徹底的に批判することが安倍を打倒する道です。スターリン主義のくびきから巨万の労働者階級を解き放ち、階級の指導部を陸続と生み出していくことが最重要の攻防です。
CTS就業規則改悪を阻んだ!
いまひとつ、京大弾圧粉砕の闘いと一体となって、動労千葉はCTS(千葉鉄道サービス)における4・1就業規則改悪を粉砕した。これは労働者階級の未来を決する闘いです。この攻撃の核心は、大量雇い止め解雇と総非正規職化です。ここに日帝総資本がJRを先兵にして踏み込んできているのです。さらに就業規則の改悪というやり方は、労働組合の団結を踏みにじり解体する国鉄分割・民営化型の攻撃です。今、動労千葉を解体することを核心に据えて、JR資本を先兵とする総資本の歴史的攻撃との激突が始まっています。
これは郵政労働者にもかけられている。試験で落とすというCTSのやり方に対して、郵政で出されてきた「5年ルール」の総非正規職化と雇い止め攻撃は「スキル評価」でたたき落とすものです。そうした中で、神奈川において郵政労働者が今、不当配転、不当労働行為との闘いに決起しています。この闘いはCTSに続く、郵政労働者そして全労働者の決起の合図です。自治体においても、「5年ルール」を協約に入れる攻撃が仕掛けられている。しかしこんなものは絶対に粉砕できます。
ここで動労千葉の闘いの勝利の地平を4点、確認したいと思います。
①動労千葉は、この就業規則改悪攻撃を、戦後労働法制を根本的に解体する攻撃であるという時代認識と、非正規職労働者を始めとする全労働者への攻撃であるという階級的立場をもって立ち上がった。同時に、CTS労働者は激しい怒りに燃えて全階級の怒りを体現して立ち上がった。国鉄決戦の中で培ってきた時代認識と階級性、階級的怒りが思う存分発揮されている。国鉄決戦というのは時代認識そのものです。国鉄決戦こそ、生きるために闘って、闘うことによって時代の本質をつかみ、そして労働者階級が社会の主人公であると自覚し、階級として自己を形成する。そういう最高の闘いです。
②国鉄決戦の中から、非正規職労働者の闘いがついに登場した。非正規職労働者の闘う時代が始まった。これが「4・1」の核心です。
③この就業規則改悪との闘いの中で、JRと東労組カクマルが引きずり出された。CTSでの闘いに震え上がって、参院議員の田城郁がCTS労組を訪問した。安倍が日本共産党に支えられて成り立っているように、JR体制はカクマルによって成り立っている。しかしJR体制がカクマルを切り捨てるところまで追い込まれ、その矛盾を爆発させている。JR体制打倒の道が大きく開かれたということです。
④JR体制は、安全崩壊と外注化の遅れによって破綻し崩壊の危機にあります。われわれは、国鉄決戦こそが7月決戦を切り開く核心的水路であることをあらためてしっかり確認したいと思います。
被曝労働拒否を闘う労組広がる
そしてふたつの勝利とともに、動労水戸の被曝労働拒否の闘いは、愛媛や舞鶴の労働組合の闘いへと感動的に広がっている。3・11反原発福島行動16の勝利の上に、動労水戸は常磐線全線開通阻止を安倍とJR資本にとどめを刺すような闘いとして闘おうとしています。すべてにわたる力勝負の3月決戦の闘いの中から、最大の攻防である動労総連合建設の前進をかちとっている。動労総連合・東京の結成がついに宣言された。3月決戦の巨大な勝利として確認しようではありませんか。
動労総連合建設と一体のものとして、合同・一般労組全国協、日本機械工業労組、そして精研労組などの全国の階級的労働運動の拠点が春闘ストライキを波状的に闘いぬいている。この一つひとつのストライキの中に、時代認識と階級性、そして階級的怒りをもって階級的力関係を転換させながらゼネストに向かう力がある。このことを確信して、ゼネストに向かって闘おうではありませんか。鈴コン闘争を先頭とする合同・一般労組は非正規職労働者2千万人、そして全労働者がゼネストへ進撃していく最先頭に立とう。
週2回『前進』を労働者の中へ!
3月決戦が開いたもうひとつの地平は『前進』発行の週2回化です。機関紙こそ資本との闘いの最大の武器です。週2回化をもって、多くの労働者が日常的に読者として形成される。あるいは労働者の生活の日常的一部になる。そういうものとして『前進』が今、労働者階級の中に拡大している。
3月決戦の勝利の中で、全戦線にわたって決戦の火ぶたが切られた。すべてが動き始めた中で、われわれは労働者階級に対して何を訴えるのか。今こそ『前進』の週2回発行体制のもとで機関紙闘争の大前進をかちとろうではありませんか。
「労働の奪還」で労働者はゼネスト切り開こう
7月選挙闘争は世界史的意義をもった壮大な階級決戦です。4〜7月決戦は、戦争と革命の時代において労働者階級が世界革命の主体として登場していく階級決戦です。
マルクス主義は、歴史を変革し創造する人間の唯物論的実践の立場から、労働者階級の歴史的存在を明らかにしました。マルクスは、人間のすべてを喪失させられているがゆえに人間のすべてを取り戻す階級、それはプロレタリアートであると、宗教批判と階級闘争の現実的発展の中からつかみました。
さらにマルクスは、現実の社会の歴史的運動、すなわち労働者階級の闘いの歴史的なうねりに突き動かされ、その立場に立ち切って、労働者階級の解放と社会の根底的変革、すなわち共産主義の展望をつかみました。実際、1844年6月のプロイセンにおける最初の労働者蜂起であるシュレージェンの職工の蜂起に対し、どのような態度をとるか。この時マルクスは、現実社会の変革の主体はプロレタリアートであるという立場から、この蜂起の側に立った。
エンゲルスもその著書『イギリスの労働者階級の状態』において、プロレタリアートの歴史的決起の核心を明らかにした。もちろん『資本論』もそうです。また『フランスの内乱』では、1871年のパリ・コミューンを烈々と論じ、プロレタリアートの存在と闘いがプロレタリア世界革命に向かうことを明らかにした。
労働者階級とは何か。いかなる歴史的使命があるのか。ここにわれわれが確立しようとする「労働の奪還」論の階級的意義があります。「労働の奪還」論とは、動労千葉の反合理化・運転保安闘争論、そして動労水戸の原職復帰闘争と被曝労働拒否闘争という国鉄決戦から生み出されたと言える。「労働の奪還」「人間的共同性の奪還」は階級的労働組合の建設、階級の指導部建設をとおしてたぐり寄せることができる。「労働の奪還」は国鉄決戦の前進、動労総連合の建設をとおしてゼネストを切り開く道だということをはっきりさせたいと思います。
鈴木弁護士、斎藤委員長先頭に新しい労働者の政党を
日帝は7月衆参同日選挙に向けて突進しています。3月30日の安倍・山口(公明党)会談でダブル選挙は加速された。こうした中で、日帝・安倍は改憲攻撃を強めながら、なおかつアベノミクスの崩壊の中で、その破滅を深めている。4月1日の日銀短観で「大企業・製造業」が全部落ち込んだと発表された。アベノミクスとは大企業の巨額のもうけからしたたり落ちるおこぼれで経済をやっていこうというものだが、その大企業・製造業が全面的に崩壊している。安倍の基盤である三菱商事など大手5社が1兆円の減損になった。安倍が全世界で動き回ってきたそのすべてが崩壊しようとしている。安倍はとことん追い詰められている。消費増税の延期に踏み切らざるを得ない。
だから同日選挙は、安倍の攻撃だけれども、われわれが追い詰めた結果だ。われわれは鈴木たつお弁護士と斎藤いくま全学連委員長を先頭に、確信に満ちて7月選挙戦を闘いぬいていこうではありませんか。
安倍と連合倒し主流派になろう
もうひとつ重要なことは、安倍・自民党と対抗する野党連携として民進党が結成されたことです。核心は、この民進党に対して連合が支持表明をしていないことです。雑誌『選択』では、〝連合は地におちた。安倍は連合を分裂させる。安倍が「同一労働同一賃金」を掲げるのは連合を分裂させるためだ〟などと書かれている。「同一労働同一賃金」というのは、UAゼンセンの賃金方針をもって連合を分裂させるということです。逆に言えば、この春闘をとおしてわれわれが安倍もろとも連合打倒を推し進め、階級的労働運動が労働者階級の主流派になろうという闘いの合図です。
動労総連合先頭に拠点をつくる
今こそわれわれはこの選挙戦をとおして新しい労働者の政党をつくろう。労働者の生きる道は日帝・新自由主義をプロレタリア革命によって打倒する以外にない。このことが今ほど説得力を持っている時はありません。7月選挙決戦こそ、労働者階級が社会の主人公であることを示す決定的な闘いです。労働者階級が労働組合で闘う。ここに全労働者人民が吸引される。この労働者階級の団結が牽引(けんいん)車となって闘いを進めていく。
したがって国鉄決戦と動労総連合建設にかちぬくことが7月選挙決戦の核心中の核心です。動労総連合建設はゼネストへの道である。民主労総のゼネストが示したように、労働組合をとおして100万人、1千万人と結びつく。すなわち革命の巨大なイメージが動労総連合建設にあるということです。
われわれは、この動労総連合建設とともに、全国学生自治会建設をかちとる。今度の選挙闘争をとおして、学生戦線の闘いを地区党・労働者細胞の課題とする闘いに挑戦しようとしています。ソビエトの中軸となる労働組合権力を打ち立てるとともに、全戦線で拠点を建設する闘いに挑戦しよう。
労働者の怒りと一体化する飛躍
4〜7月選挙決戦は、労働者の新しい政党として、労働者階級の怒りと一体化していく党の変革と飛躍をかけた闘いです。最大の変革はマルクス主義の復権と獲得、労働者自己解放の思想をもって、本当に労働者階級の怒りと一体化した宣伝・扇動をとおして党の変革をかちとる。この中に党と労働組合の一体的建設の道があります。
いまひとつは、生きることが闘うことであるという実践の中で、労働組合を軸にして地域における団結の砦(とりで)、地域の拠点をつくり出す闘いに断固として挑戦しよう。
今求められているのは、ゼネスト・革命を担う階級の指導部建設です。とりわけ労働者指導部建設です。この中にプロレタリア革命運動の一切が凝縮されている。7月選挙決戦は、実はこの闘いへの挑戦です。
こうした闘いをとおして、「労働者の新しい政党をつくろう」と真正面から訴えよう。日弁連会長選挙を闘った高山俊吉弁護士は、こう訴えています。「私たちはすでに実質多数だが、形の上でも多数派になれるという確信」「あいまいな言い方をしないことが、多くの人が手をつなぐための最短で最強の道」。この提起を真っ向から受け止め、新しい労働者の政党の建設に向けて4〜7月決戦を闘いぬこうではありませんか。